●2016年9月1/3

●2016.09.10(土)

ちからということでいうと、この曲にはそうとうの力がある。

アメリカのイベントで「バーニングマン」というものがあるときいた。

すばらしい力があるMTVだ。素直に引き込まれる。

●2016.09.10(土)

今日も残暑が効いていた。朝一、逗子の現場に行く。工務店監督と意思の疎通わるし。現場手前で待てど暮らせど来ないのだ。相手は、電話派かメール派か最近はそれに合わせる。私はメール派なので電話には出にくい。読み違えると困ったことになる。今朝は困ったちゃんだった。それはさておく。

おととい、小室哲哉と同級生の漫画家のTVを肴に。彼ら二人が今まで生きてきた中でグサッときた曲を10曲ノミネートするという番組だった。バブル以前から現在に至るまで誰もがそうだね!っていう番組構成だった。

ただ気になったのは、小室哲哉の目が腫れぼったくて、選んでいる曲が彼の生き様を代弁しているような曲だったことだ。へーと思いながらいい酒の肴になった。斜めに見ているつもりはなく素直に小室哲哉を見ていて、人間捨てたもんじゃ無いなと思った。彼は今一生懸命頑張っているようにTV液晶画面から伝わってきた。しょうが無い事実をそのままうけいれることは素敵なことだなと。

そのエネルギーはこの曲にあるのかもなとここにおいてみる。

 

俺のように創造に生きる価値を見いだす人種にはとてもすばらしい応援歌だったんだと思い知らされました。

カラオケで歌うことは無かったですが、これからは歌ってみたいとおもいました。

 

 


●2016年7月3/3 音楽私景

⚫︎20160730(土)

仕事休みに昼寝をしていると、ラジコから心地よい三味線がきざむリズムに合わせて小田和正の声が聞こえてきた。とても合っていた。その曲を知りたくて、三味線、小田和正でググってみるもなかなかその音に出会えない。しばらく追いかけていると、Bigin/三線の花と遭遇。テンポといい、三線の音の感じが小田和正のやつに近かった。この曲と間違えることはないよなー。しみじみとBiginに浸った。

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もっとも世界観が出ていて好きな曲かな。

⚫︎20160724(日)

今年の5月。札幌のセキスイハイムアリーナで SEKAI NO OWARi のライブを経験した。みずからチケットをゲットしてその日に望んだのだ。さかのぼると一昨年の8月末。小学2年生の娘と六本木に仲井戸麗市✖️下地勇のライブをわざわざ見に行った以来だ。その前はと言うと記憶に無い(笑。仲井戸麗市✖️下地勇のライブに行くFB記事。
なぜ。そんな俺が SEKAI NO OWARi のライブチケットを自ら買ったのか。それは、やられたからである。何にやられたかというと。今どきのジャパンドリームがそこにあったからである。私と同世代の横はまっこの友人は、彼らがみなとみらいでバイトで切符売りやなんかしていたのを知っているという。お父さん目線で彼らを見ていて知っている人からすると、よく頑張ったな、そこまで行ったか。おじさんも応援するよとなってしまうのだ。
そして、何故にそんな程度の私を SEKAI NO OWARi のライブ会場まで引き込んだのかというと、この映像を見たからだ。音と映像。何故か新鮮だった。音はジャパン。大正琴と三味線。それがアリーナで舞っている。それが SEKAI NO OWARi なのかと。かれらの世界感がすばらしい。


●2016年7月2/3

⚫︎20160718(月)

今は9歳になる娘とかつてドライブに行ったころ、なぜか娘が反応して未だに大好きな一曲。
すかして夏らしい私も好きな一曲かな。ビーチボーイズってすかしてるよね。徹底して。嫌いじゃない。

⚫︎20160717(日)
そういえば、金曜日のNACファイヴ。小林克也が「フーチークーチーメン」って、セックス男って意味だぜ。へへ。わかってるかなーみたいなことを言ってた。たしか記憶によるとフーチークーチーってライブハウスもあったような。

マディウォーター。フーチークーチーメン。なんかいかしてる。

ドロ水が歌うセックスマシーン。いかしすぎ。これがブルースなんだなーと。

●20160715(金)
今週は音楽話に梅雨花。吉田類の酒場放浪記のようにもし。もし。私の「キャッチアンド塩焼き放浪記」が仮にできたとしたら是非筆頭のBGMにしたい曲。 Little Feet / Time Loves a Hero 。
大学生の時に中古店で買った一枚のアルバムがいまでも記憶の底で輝いている。大人っぽくかっこよかった。ドゥービーやイーグルスよりも好き。エアロスミスやキッスよりも。そのころ、ビートルズはもう過去だった。

あと、この曲は絶対にはずせない。荒野はふるさとだ。

エンディングはこれかな。何度も私のサイトに登場した曲。
友達だ。素敵だな。男と女の友達。

●20160715(金)
今日は大雨で横浜市の港南区で避難勧告が出てた。大雨で避難てどこに避難するんだろ。と思った。そんな大雨の中、パジェロミニを走らせて中古住宅の検査現場に向かっていた。現場についても、大雨。とっとときちんと検査して終了。帰り道。ナック5の小林克也。雨でどんよりしそうな気持ちをぶっ飛ばしてくれたのが、クィーンだった。おれはおまえを愛するためにうまれてきた。思いっきり元気が出る一曲。雨の音をかき消した。

●20160714(木)
昨年暮れから月一で北海道の仕事で札幌に行く。片道数千円で行けるので成田までハンドルを握る。道中の相棒はラジオだ。ちょっと前まで、いやiPhoneSE に変えるまでといったほうが正しいか。ブルートゥースでiPhone5sでラジコからデジタル音源が聴けたのだけど、SEではBTの発信方法が変わったのか聞けなくなってしまった。
成田から葉山までの2時間くらいiPhoneでないラジオをチューンすると吉田類が喋っていた。パーソナリティがお酒がなくなるとやっぱりダメですか?と聞くとまったくそうではないと意外な答え。彼は山登りと未確認飛行物体とブルースがあれば生きていけると。
意外なラジオからの声にあっという間に葉山まで。

そういえば、彼の番組のBGMは彼なりのこだわりなのだろうか。染み入るブルースだ。私の心にも沁み入ってきている。ブルースなんだな。

●20160713(水)
仕事をしながらラジオを聴くことが多い。先週プレゼン用の模型を作りながら、KAN がゲストのラジオを聴いていた。何気にパーソナリティが「愛は勝つ」は「アップタウンガール」に刺激されてできたと聞いていますが〜と切り出した。模型を作りながら、両方の曲が脳内に流れた。そうだったのか!と思った。
KANも悪びれずに。そうなんです。その曲のようにどこを切っても全部サビのような曲が作りたくて、ここで転調するかというくらい転調しまくりの曲はとてもいい刺激になりました。と。曲の原動力にはなったけどコピーじゃないんだなと変に納得しました。
25年前の当時、愛は勝つはビリージョエルのコピーか?と気がついた人はいたのでしょうか。ビリージョエルの武道館までライブに行った私でも、ラジオを聴いて目からウロコでした。

愛は勝つ

アップタウンガール

●20160711(月)

吉田類の酒場放浪記を見ていて、BGMにたぶんTOTOだろうとググってみた。TOTOの曲の中に「a-ha -」があった。なんでだろ。この曲がTOTOにまぎれているなんて。1984年のヒット。32年前か。。遠い目。気持ちも心も当時のまんま。ここんところちょっと遠近入っているけどね。いやはや。


●2016年7月1/3

・20160703(日)

2〜3日前、久しぶりに放射性物質のニュースを目にした。東京湾の魚は現在どうなんだという記事。最近めっきりこの話題が減っている。気になったので、仕事の帰り道、東京湾の砂を採取してきた。そして近所の砂浜も。素人測定なので、測定結果の信頼性は低いが用心を怠らないという意味で測定を続けている。結果は、海開きしたばかりだが、やはり子供は遊ばせたくないなというのが本音。お台場の海開きで「海に顔はつけないこと」っていうニュースを思い出した。なにか釈然としない。砂を採取しに行った東京湾の砂浜では、子供達がいい大人が潮干狩りに熱中していた。そこで採れたアサリが市場に出回らないことを祈るばかりだ。

20160703

 

・20160702(土)

見るからに合法ぎりぎりなことをやっている事象が見られる物件は要注意だ。その道の目で見ればすぐにわかる。外構だけでなく、建物内部の状況を推して知ることができる。中古物件、土地購入の際は是非ご相談を。

20160702

 


●2016年6月2/3

・20160623(木)

タチウオジギングが東京湾で始まっている。頭ではロッドを握っている。さて、いつリアルにしようか。夏になる前にちゃんとさかなに触っておきたい。真夏の相模湾は夢を追うドリームマッチになるから。来週札幌。積丹ブリジギングも盛期らしい。シャクってシャクってドンと乗るとアドレナリンがぶはー!って。頭の中を空っぽにする術を知ってるか知らないかで人生かわるんじゃないかなー。どうする?

・20160613(月)
私が企業人時代、つまり今から30年弱くらい前のバブル期にパリに出張に行ったときのこと。パリに一週間くらいいた。毎朝明け方、延べ竿を持ってセーヌ川で釣り糸を垂れていた。そんな簡単に釣れるわけがない。しかし、毎朝散歩がてら歩くのだ。パリの町とセーヌ川。そんな時、サントノーレの一角だったか、ビルの壁にオシャレな養生シートで覆われている現場があった。かっこいい。と思った。それは、フィンランドの建築家「アルヴァ・アールト」の現場だった。そのプランも知っていたし、現場全面にかかっていたそのデザインはオーラを放っていた。一枚写真を撮ったのだけど探せないので、記憶の中の一枚を。こんなデザインが工事現場のビル一面に。

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・20160611(土)

昨年、会社のロゴマークを制作した。縁があったデザイナーに依頼して推考を重ねた。ほぼ、できあがっていたのだけど、最終地点まで到達していないような気がして、時間をおいてみることにした。まあ、いわゆる放置熟成。そろそろもう一年になろうかという今になって、もう一度手を入れるに至った。手を入れるというものの、微妙な部分。これをベースに現場の養生シートサインをつくる予定。このデザインはある大御所のデザインがきっかけになっている。それは、次の機会に。

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● 2016年6月1/3

・20160610(金)
東京湾口でそろそろタチウオのジギングが始まったようだ。毎年、気になっているもののはまったことは無かった。今年は、時間を作ってはまってみようかと。午後に1件完了検査。最近の物件はきちんと竣工写真を撮る余裕が無くさらっと引き渡しをしてしまうことが多い。引き渡しの時期を決める際にしっかりと余裕を持って写真くらい撮れるようにスケジュール管理しなければ。

・20160608(水)
サラリーマン時代の仲間と大船で夕方合流。今年は、仲間の一人が還暦を迎える。彼はまだ丹青社にいて、秋の誕生日につとめを全うするという。お疲れ様だ。そんな彼を祝う仲間内のお祝いを秋に予定。その段取りの打ち合わせを7月末に葉山でやることに。集まる理由は何でもいいのだ。

・20160605(日)
過去に犬社員猫社員というカテゴリーでブログを書いていた。犬社員はすでに8年ほど前に虹の橋を渡っていた。唯一残っていた猫社員の寅路朗。茶トラだったので、寅の路を朗らかに。だから寅路朗と命名。まっとうしたと思う。私は涙が出なかった。かれの最後の壮絶なみずから命を絶つという生き様は感銘した。徘徊しない。垂れ流ししない。誰にも迷惑を掛けない。自分の始末は自分でやる。すばらしいなと思った。自分の命を自分でやる。そんなことは人間ができるだろうか。あっぱれ。寅路朗。

・20160604(土)
我が社の猫社員。やはり、老衰。夕方に16才の猫生を閉じました。猫の年齢を人間に例えると16才は80歳らしい。いまでは80歳の人間はとっても元気な人が多いので、80歳で大往生はおめでたとは言いがたいところもあるが、大病もせずに自分の猫生を自分で閉じたのは潔いところ。いままでいろんな場面で癒やしを与えてくれてありがとう。ゆっくりと休んでくだされ。合掌

・20160602(木)
もう15年以上は一緒に暮らしてきた我が家の寅路朗。ここ10日間くらい様子がおかしい。背中はやせ細ってきて、歩く姿もお年寄りって感じ。どうやらフードを食べていないらしい。そろそろ老衰の域なのか。やってきたのはいつだっただろう。東京立川の公園で生後間もない彼が保護されてネットで里親募集していたのが縁で立川から葉山にやってきました。それから15年。早いものだ。あんなに小さくて幼かったトラが老衰なんて。

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冷たいビールと寅路朗

・20160601(水)

今年に入って、ロッドを握っていない。というか、磯に立って、船に乗って、過ぎゆく時間を楽しんでいない。よって、近隣海域に生息する魚たちの放射性物質含有量はどう経緯しているかという調査もおざなり。どうしたのか。波がある。その時興味あるもの。マイブームなもの。時々で変化していく。成長していく。それで、いいと思うが、そろそろがつんと手応えが欲しくなってきたというのも正直なところ。

 


● 2016年5月2/3

・20160528(土)
半日。空間学びカフェの講師をやる。空間学びカフェは、20年ほど前に私が設計した住宅の一部を昨年リノベーションして料理教室やカフェを運営しているお客さんのカフェ企画。この日は、「あいているスペースをどのように活用するか」というテーマ。横軸に「収益性」縦軸に「社会貢献自己実現」という切り口で事例を整理。そんなテーマで1時間お話しし、その後カフェのランチをご一緒し、フリーミーティング。参加の皆さんそれぞれがそれぞれに空間的悩みと希望を持たれていて、とても充実した時間となりました。そんな悩みを気軽に話せるプロってなかなかいないのだなあと感じました。
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・20160524(火)
午前中はなぜか最悪。午後も辛い日。理由はわからないが、とにかく気力が出てこない。で。黙々と実施図面と格闘。後ろむきの話は面白くないと思うけど、そうなんだから書いてしまうしかたがない。生きるガツンが欲しいかやっぱりな。
で。夜。見損なっていた007(ダブルオーセブン)を追観。浜美枝がボンドガールのやつ。円谷映画のようなイギリス映画を観て、ちょっとだけ気力注入。「映画ってほんとにいいですねー!」って誰の言葉だっけ。

・20160523(月)
昨晩深夜に、羽幌から一気に葉山まで10時間かけて帰ってきて、一息つきながらお湯割。ホッと一息。その次の日の午前中が辛いのなんの。スケジュール管理もう少しきちんとしたいなあー。朝一まずめのシーバス釣行も遂行しないと人間らしく行けないぞ!と。

・20160522(日)
昨年5月、45年ぶりに小学校の校舎に行った。もう小学校以外の建物は何もない。1971年にはもうこの街は終わりですあなたたちはいらなくなりまして、街もなくなりますので、さようなら。また会う日まで。と言われて言われたまま悔しくもなくそのまんまだったけど。あることがあって行ってきました。昨年5月。そして、今年も行ってきました。5月。ふるさとの再確認を昨年。その想いの固定化を今年。なぜ、そこまで私を呼ぶのかはいまだに不明。

・20160521(土)
45年ぶりに集う同期会開催。札幌ファクトリーのビアホールで。昨年から探索し始めた今はなき羽幌の築別炭鉱の同期のメンバー。結局10人強は所在がわかったけど、集まったのは8名と先生の9人。楽しい時間はすぐに夜が更けていく。今回の札幌は、仕事1/3、プライベート2/3。仕事はかなりキツイがプライベートはかなり楽しい。

・20160520(金)
札幌でセカオワのライブチケットが取れていたので参戦。音楽ライブに行くというより、音楽付きエンタメを楽しむという感じ。それにしても、小学生率がとても高い。メインの年代は、30-40代で子供を連れてくるというところだろうか。とっても楽しかった。
今まで行った、キャロル、ミックジャガー、ストーンズ、ビリージョエル、クリストファークロス、などなどとは全く違う質感。

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・20160517(火)
セカオワとゲス極。どっちがどう?いろんな視点がありますね。私はセカオワが好き。音楽的センスも良いけど、まわりのスタッフのきちんとしたつくりかたが良いかなと。ゲス極のなかなかうまくいかない人間くさいところは好きだけど。音楽が好きかどうかはべつ。

・20160513(金)
鎌倉風致地区の許可申請やっとおりる。と同時に確認申請も提出。週明け半ばにはおろして欲しいと伝える。修正速やかに終わればすぐに決済出しますと。ずいぶんとスムースになったものだ。いじめられることもないし。一昔前と大違い。夕方、葉山を造ろう!ワークショップの準備。慌ただしい金曜日。

・20160512(木)
GW中から咳が止まらず、かかりつけの先生に診てもらい薬を処方してもらうも、咳がとれない。禁煙もいまのところ成功し、咳の原因を特定しようとしているも。なかなかとれない。TV番組で、咳と高熱の場合は、風ではなく肺炎を疑ってみろとのこと。肺炎は日本人の死因3位であり、気をつけろと。やれやれ。

・20160511(水)
iPhoneSE使用感。指紋認証は感度があがった感じ、迷うわず認識してくれる。あとは、電池の減りが4倍くらい遅くなったような感じ。ほとんど減らない。写真はまだ試していないが、おそらく一番違いを感じることになるだろう。

・20160510(火)
iPhoneSEにバージョンアップに行く。今回は店頭受け取りとした。前回のiPhone5から5sへの更新時は自宅受け取り。手続き的にはとても簡単で、ネット予約後、忘れた頃に宅配便で届く。今回は、使用内容と契約内容が見合っているかの確認を店頭でやりたかったのだ。意外と時間がかかり、相方との2人分で2時間弱。5sとSEは、まったく同じ躯体なので、今まで使っていたケースをそのまま再使用。バージョンアップした感じが全くない。

・20160509(月)
iPhoneSEを先月ネット予約した。1ヶ月強で入荷の連絡がはいる。今秋に発表されるとの噂があるiPhone7でも良いかなーと思っていて、ネットキャンセルしようか迷っていた矢先。やれやれ、心を見透かされてしまった。


●2016年5月1/3

・20160507(土)
薬を飲むと咳き込む症状が軽くなるものの、ちょっと気を許すと、またかなり辛いヒューヒューが突発する。今回は長くしつこいようだ。原因はなんなのだろうか。咳き込む原因のひとつにはたばこによる痰があると思う。ので、原因のひとつを取り除いてみようと禁煙再開してみた。今日で3日目。げほんげほんヒューヒューがとても辛いので、割とそれが無くなればとの思いが強く三日坊主にならずに済んでいる。でも、薬が効いて調子が良いとついつい手が伸びそうになるが、せっかく3日目まで来たので、もっと遠くへ行けるようになりたい。前回は3年ほど前に、約9ヶ月ほど続いた。今回は、高校の時いっしょにかくれて吸っていたやつがなんと禁煙してしまった。昨年逢ったときには、やめられないんだよなーと煙を吐いていたのに。また、心筋梗塞で緊急入院した元サラリーマン時代の同僚も強制禁煙となった。いろんな意味で最終のタイミングなのだ。

・20160506(金)
朝。36.1度からのスタート。まずまず。しかし、咳き込み&ヒューヒューは納まっていない。電話で話すと小さな声でなければ咳き込んでしまうので、ぼそぼそと。かなり辛い。3件現場まわったところで、6年前にぜんそくの初診断をくだした呼吸器科へかけこむ。するとゴールデンウィークの中日なのか、3時間待ちと。一度、事務所に戻り、デスクワークして順番を待つ。体温は、37度を上廻る。順番待ちをネットで確認できるのがありがたい。結局2時間半ほどで順番がきた。ぜんそくだなと。インフルエンザもついでに見ておくかと。いやなんだよなーあの検査棒鼻の穴投入。でも、そこの先生はあっという間の早業で抜き取った。やはり、うまい下手はあるのだなーと。結果、AでもBでもなく、インフルエンザの疑いは無くなった。ぜんそくの薬を手に帰宅。禁煙2日目。

・20160505(木)
日中デスクワークで、ほとんどマックに向かっていた。夕方になり、車の窓を開けっ放しだったことに気がついて、閉めに外に出る。異様に肌寒さを感じて、体温計を脇に刺す。なんと、39.1度。どうりで、寒気がするわけだ。頭も痛かった。体温を知ると急に気が弱くなる。翌日は、3件現場をまわらなければならないので、早めに就寝。夜中に目が覚めて、体温を測ると37度を切っていた。なんとか朝には体温だけでも平常に戻ることに期待。禁煙1日目。

・20160504(水)
どうにも、咳がおさまらず時折ヒューヒューと息苦しくなる。風邪をひいたわけでもない。そういえば、6年ほど前に同じ症状が出て、呼吸器科を訪ねたことがあった。その時、ほぼ50年も生きてきて、はじめて「ぜんそくですね」と言われた。病気らしい病気をしたことがなく、至って健康そのものの体だったが、当時なにかが核変したのだろうか。また、今回も同じような感じ。6年ぶり。どこにトリガーがあるのか、気になるところ。禁煙再開を狙う。

・20160503(火)
葉山芸術祭の会期中、弊社のガレージで企画展示を行っていますと告知していましたが、諸事情により、展示は中止とさせてもらいました。そのかわり、この展示中止を知らずにふらっと来ていただいた方には、お土産を用意しました。ガレージのドアに、中止のご案内と同時に葉山で設計した住宅のマッピングを掲示しました。その中にQRコードを入れておきました。そのQRコードには、葉山町内で設計した9件の住宅の緯度経度が入っています。それを地図アプリに入れれば、そこにアクセスできます。

・20160502(月)
GWの中日の平日。心なしか、町中は静かな感じ。平常心で通常業務。朝一、現場をのぞいて、葉山小学校へ。先週工事したビオトープの外構工事の残工事補修工事をやっている。モルタルを園芸用手袋をしながら触っているので、終わったら水でよく洗うようにとアドバイス。もう指紋が無くなってしまってるかもしれないと。夕方、もと会社の先輩からメッセージ。ふらっと横須賀に来てるので、吞まないかと。いいですね。と返すと、目的の居酒屋がGW休みで閉まってた!と返信。逗子で再会することに。夜更けまで、話に花が咲く。彼は今年還暦。そろそろ、還暦祝いのパーティーを企画せねば。

・20160501(日)
今年も葉山芸術祭に参加しているが、会期中予定していた企画展示が思うように準備できない。昨年使った背景ぐっづが一式どこかにしまい込まれていて出てこないのだ。やむなく中止せざるを得ない。この情報を知らないままに、訪問いただいた方に手ぶらでお帰りいただくわけには行くまい。せっかく来ていただいたのだから、お土産を用意しよう。弊社が手がけた葉山町内の住宅のうちのいくつかをマッピングして掲示しておこう。敷地の外からだけの見学になるが、雰囲気は感じてもらえると思う。


●2016年4月3/3

・20160427(水)
ビオトープバージョンアップ工事3日目。ようやく完成。男手多い日で私含めて2人。あとは、全ておかあさん手。約5人から10人ほど。
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・20160426(火)
ビオトープバージョンアップ工事2日目。朝一別の現場に立ち寄り、ギクシャクした体にむち打って、遅めの出勤。瓦でつくった1段目の様子を確認。瓦と瓦の間に流し込んだモルタルが固まっているので、すき間に砂を入れて締めていく。2段目3段目の根切りをする。1段目はざっくりやったためになんとなく端っこが地面にもぐってしまった。よって、水糸を張りレベルをみながら慎重に床付けをする。昨日、本日とデザイン変更をしたために、瓦が足りなくなった。追加で150枚もらいに行く。

・20160425(月)
今日から三日間の予定で、葉山小学校のビオトープのバージョンアップ工事のプレイング・マネージャー。小学校の校庭にあるビオトープの外構を更新するのだ。「緑と花のサポーター」というボランティア組織があり、そこでちょっとしたお化粧のお手伝いをした。今日は解体工事で不要になった瓦を使って、約20Mの土留めと2Mほどの階段1段目をつくる。設計者とはいえ、肉体労働的には外構工事のド素人。どうなることやら。まずは、1日目まずまず。思い瓦を一日中つかんだので、途中から指がつって困った。


●2016年4月2/3

・20160420(水)
ある建築家の設計したすまいのリノベーション計画。実施図一式を読み込む。眺望と建物の見え方を優先してコスト配分している。それを活かしつつ、生活よりにリノベしていく。初めての経験。

・20160419(火)
最近、まったくロッドを振っていない。そろそろ、あの場所でシーバスが爆釣しているはず。311前は今頃からGW過ぎまでイワシの接岸と共に毎朝ボイルが見られ、見ているだけでワクワクしたものだ。311以降は、放射性物質がどの程度シーバスに影響を与えているか気になっていた。フラットフィッシュの内臓からはかなり反応が見られたが、シーバスからは反応が見られなかった。今はどうなっているだろう。

・20160418(月)
夜。工務店から一本の電話。23:00に逗子駅で施主との打ち合わせという。2者のみの交渉には危険なにおい。たまたま、夜更けまで仕事の予定だったので、腹をくくって参加を決める。手続きミスが重なり、設計者と施主が意図していた外壁色になっていなかったのだ。その解決策をめぐる協議。日付が変わり、納得路線が見えて手打ち。結果として喜んでもらうことに。

・20160417(日)
忘却の彼方。脳内メモリの訓練のために、この備忘録を書き留めることにした。毎日その日のことを書き留めていけばよいのだが、あれやこれやで、ままならない。どうにもこの日のことは思い出せない。平穏な一日だったと言うことか。

・20160416(土)
逗子の現場最終確認。設計費と工事費、消費税込みで総額1000万を切る。22坪なので45万/坪。オーディオと自給を試みる施主の終の棲家。1階床は基礎をあらわし、壁も構造用合板のあらわし。これは、オーディオ鑑賞環境にとって悪いはずがない。床はコンクリートにスピーカーをスパイク立て。壁の構造用合板は音も湿度も呼吸してくれる。価格もさることながら、良い音場環境になってくれるはず。

・20160415(金)
インターネットで弊社を知り、問い合わせいただいた方と初面談。同じ業界の方。葉山の建築家を探していて、たまたま弊社のサイトにヒットしてアクセスしていただいた。お互いに良い仕事ができるとありがたいなと。

・20160414(木)
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・20160413(水)
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・20160412(火)
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・20160411(月)
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● ブログでもなく。FB、Twitterでもなく 2016年4月1/3

・20160410(日)
葉山の小磯でランチ。ウェーダーを履いて小一時間タイドプールを散策。ウミウシを探す。今年はタツナミガイもほとんど見られない。例年、所狭しといて不意に踏むと紫色の威嚇物質を吹き上げるタツナミガイ。結局、ウミウシはひとつも見付けられず残念。そのかわり、ボウシュウボラという10cmほどの巻き貝を見付ける。数少ないタツナミガイと合体していた。どちらが優勢なのかまったくわからないが、かなり大きな巻き貝だ。毒を持つバラハタが築地で売られていたという記事からその貝はボウシュウボラだとわかる。その貝も毒を持つのだと。

・20160409(土)
現在設計中の建て主と世田谷へ。2年前に私が設計し完成したすまいの見学。光床、天井仕上げ、造作キッチンなどなど見学。15年前に私が設計したすまいに住む建て主。当時と現在の違いを比較。私のディテールを確認してもらう。15年も経過すれば、かなり進化している。現地解散で次の現場へ。春の交通安全か、ここ2〜3日覆面につかまっている車多い。

・20160408(金)
お昼発札幌から成田へ。事情があり午前中3時間新千歳空港で過ごす。映画館、温泉、ゲーセン、空港ミュージアム、などなど。どれも帯に短したすきに長し。スタバ+ツタヤ、ツタヤ+視聴覚コーナーがあれば、いいのになーと。空港リニューアルMD計画に携わる機会があれば提案したい。結局、カフェで時間をつぶし、人気のまばらなベンチソファで仮眠。気がつくとまわりに人がいっぱい。新千歳では時間をつぶせないことがわかる。

・20160407(木)
朝一成田から札幌へ。最近はLCCの航空機で札幌往復することが多い。葉山から成田へ2時間。成田の民間駐車場から第3ターミナルへ0.5時間。高速代、ガソリン代、駐車場代、往復分約1万。航空券往復1.5万前後。往復2.5万は、羽田発の札幌往復の片道にもおよばない。ずいぶん札幌が近くなった。ただ、このLCC運休がしばしばある。北海道新幹線開通の当日、必要機材の調達不能により運休しますとメールが飛び込んできた。翌日は満席なので翌翌日になります。よって、二泊分と食事代は領収証と引き替えに負担する。払い戻しを希望された場合はそれはありませんと。翌日北海道新幹線に飛び乗った。

・20160406(水)
1日デスクワーク。建物調査のサマリー作成。ここのところ、建物の不具合調査や中古売買時の建物診断の仕事の機会が増えた。これらの業務で依頼者と会う場合、新築設計時とは違った空気感が漂う。現実に呆然とする空気と未来に希望を託す空気。この調査業務は建築に30年以上携わったことでできる仕事だと感じる。目視で確認できる事象だけではなく、見えない部分の事象に思いを巡らせる。一日かけてサマリーまとまる。

・20160405(火)
小学校で入学式。さくらがまだ大半残っている。空は曇っていてぱっとしないが、さくらのせいで華やかな空気が漂う。それにしても、さくらの頃は、まだ寒い。薪ストーブに火を入れるかどうか迷う。入れようかと迷っているとちょっと陽が出て、暖かくなる。陽がかげるとすっと寒くなる。こんな繰り返しで結局焚けず冬よりも寒く感じる一日を過ごす。エアコンに頼らない暮らしは自然のリズムに真っ正面から向き合う暮らしになる。

・20160404(月)
我が家の冷凍庫をまさぐると味付きジンギスカンがあった。それは昨年9月に生まれ故郷の北海道羽幌町で仕入れてきたやつだ。久しぶりに食おうともやしを買いに行く。味付きジンギスカンはもやしたっぷりで食うのだ。ついでにアスパラガス、焼き豆腐も。アイヌネギはないかと葉山のスーパーをちらみしたがそれはなかった。わけぎがあったので買ってみた。かみさんいわく、岡山のネギだねそれはで一蹴。ざくっと切ってジンギスカンといっしょにたべる。まずまず。冷凍技術は半年前の旅情も封じ込めてくれていた。

・20160403(日)
一昨年のGWに潮干狩りで思わず捕れてしまったダイナンウミヘビ。いまでも元気で我が家の水槽で主役を張っている。しんざんもののシマダイ2匹と暮らしている。そろそろ水槽の中も危うくなってきたので下の海に海水を取りに行く。水を取ってきて、海水温もちょうど良いので一気に入れ替える。迷惑なのかうれしいのかわからない。ヘビとシマダイ。ここ2年ほど、カワハギ、アナハゼ(ほとんどヘビのえさ)、かに、やどかり、などはとっくに逝ってしまっている。さすがにヘビは長生きだ。

・20160402(土)
桜前線北上中。葉山でもそろそろ。午後にさくらの名所に娘のさくらと行く。9才の彼女は「ザリガニ釣り」。釣れた。楽しかった。たくさんの人出でてんてこ舞いかと思ったがそうでもなかった。寒くてザリガニも釣れないかと思ったがそうでもなかった。

・20160401(金)
エイプリルフール。ラインで同級生がまんまとひっかかった。私のひっかけではない。幼なじみライングループでのお茶目。ソニーがお化け退治の開発に成功した。ゴーストバスターズ。千春ちゃんが投稿。それに敬三君がアメリカのゴーストバスター部隊が便乗するという。たまたま、昨年5月に行った生まれ故郷で、出会ったゴースト(マジ)の話題と写真を私が投稿したときだったのでどんぴしゃり。


■ 葉山をつくろう!2016年

今年も葉山芸術祭に参加します。昨年のワークショップではシンプルな三角屋根の模型をつくりました。今年は、葉山にある真名瀬のバス停をつくります。
このワークショップを企画し、パンフレットのデザインもできあがってきた頃、真名瀬のバス停に人だかりができていました。そこには今をときめく女優さんと俳優さんがいて、CMを撮影しているところでした。スタッフからこのCM撮影のことは内密にということでしたので、名前は伏せますが、TVで放送されたらお知らせします。
何の変哲も無いバス停ですが、そこには「ちから」があるようです。

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■ デザインで大切にしていること

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グーグルマップ・ストリートビューから
 

建築のデザインは○△□をどうアレンジするかが佇まいのポイントではある。しかし、それだけではない重要なポイントがある。私にそれを気づかせてくれたのは、神奈川県藤沢市にある「湘南台文化センターこども館」だ。1980年代、公開コンペで華々しく登場した公共建築。当時の設計協議の講評で「サラダボウルをひっくり返したような新鮮な建築」と絶賛されていたように記憶している。

1994年に私が神奈川県で独立し、藤沢を訪れる機会があり、竣工5〜6年後のそれを見た瞬間、唖然とした。それはサラダボウルをひっくり返してしまい無残にも醤油ベースのドレッシングがまわりにヘドロついてしまったような悲しい姿だったのだ。そうかこうなったらだめなんだと教えられた。トラックが行き交う幹線沿い、日々積み重なる粉塵が雨に流されて外壁をつたう。長い年月を待つこと無く、それは悲しい佇まいになってしまうのだと。何故か胸が痛んだ。それ以来、○△□も大切だけど、時間と共に美しく熟してゆくゆく建築とはどんな建築だろうと考えるようになった。

経年することでさらに美しくなってゆく建築にはそれぞれの理由がある。ひとつは、メンテナンスをきちんとしてゆくこと。最たるものは伊勢神宮。20年に一度はメンテナンスをする。もう一つは、汚れを落としても毅然としている素材でできている建築。ジーンズのように洗濯すればするほど味わいが増してゆく素材。そんなジーンズのような建築素材はなかなかないが、自然素材に見ることができる。リサイクル建材を扱う古材屋さんには、古い柱や梁、建具や家具などが歴史を持って凜としているが、そのどれもが自然素材のモク(木)や鉄、ガラス、紙といった日本の自然素材でできている。

私の場合はその教訓を元に、できるだけ黒い涙が発生しないようなディテールを心がけている。左官屋さんの心意気が伝わる左官仕上げをよく採用するが、その際には、粉塵が溜まらないディテール、溜まったとしても外壁を伝わらないディテール。伝わったとしても雨で流れてしまう仕上げ材を採用することで、悲しい佇まいにならないようにデザインしている。特に20110311以降の最近では、いつ空から降ってくるともわからない放射性物質がとどまりにくい外壁の仕上げ材の採用にも留意している。とにかく雨と共にできるだけ去って行ってしまうような素材。それは、粉塵がとどまりにくい素材と共通しているのだ。

サッシュ下に黒い涙がつかない小さなディテール
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雨と共に去りぬ仕上げ
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また、内装では最近ルンバを使うことが増えていることも頭に入れている。ここのところ数年私が通っている歯医者さんでもルンバを使っているようで、診療を待つ間何気なく見ていたら、白い幅木にルンバの仕事の痕跡があった。それは、コンセントから出ている電源コードのところで仕事をやめて、ルンバはそこで引き返しているようだった。ルンバを使う可能性のあるすまいや建物では、ルンバの痕跡が残りにくい幅木の素材や色も留意しなければならない。

 

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■ 建築工事は手品ではない

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この写真は多くのことを考えさせてくれる。たまに他所の工事現場を拝見させてもらうことがあるが、これほど割り切ったやりかたを見るのは初めてだ。建築コストについて考えているときにたまたま目に飛び込んできた。

おわかりだろうか。すまいが完成してしまえば見えなくなるのでこのタイミングでしか確認することができないこと。建築を法律でコントロールする建築基準法ではこれについて触れてはいない。違法行為では無い。

一般的なやりかたであれば、鉄筋の下にポリエチレンフィルム(いわゆるビニールシートのようなもの)が敷かれている。それは建物の下から湿気が上がってこないようにビニールで遮断してしまおうというもの。ただし、建築の地面からの防湿は、ポリエチレンフィルムを敷くか防湿コンクリートを打つことのどちらかを選択すれば良いのだ。この現場は建築の重さを地面に伝える基礎の耐圧盤(基礎スラブ)を防湿コンクリートと併用解釈してポリエチレンフィルムを省いている。

この写真は部分的な写真なので全体像が見えないが、基礎全体がこの仕様になっている。ポリエチレンフィルムだけではなく捨てコンが打たれていないのだ。これも合法。違法行為では無い。鉄筋を配筋するときに図面通りに施工しやすいように「墨」を出す。この墨があれば寸法的に間違わずにきちんと施工することがしやすくなる。この墨は地面に描くわけにはいかないので、簡単なコンクリートを打ってそのコンクリートの表面に図面どおりにしるしをつけることなのだ。これを省略すると言うことは、熟練の基礎工事職人でなければできないもの。あるいみ、この捨てコン省略は施工に自信があることの表明だと受け取ることもできる。

さらにもう一工程。砕石事業がない。地面をよく突き固めて不等沈下が無いように工事を進める。基礎の一番下に昔で言えば「ぐり石」最近では「砕石」あるいは「砕コンクリート」を敷き詰めまんべんなく突き固める。宅地造成などで新しく造った地面などでなければ、地表面は充分しまっているので「その必要なし」と判断することも可能だとは思う。間違って多く地面を掘ってしまったりしなければ砕石事業は不要だとも。

これらの「ポリエチレンフィルム」「捨てコン」「砕石」を省くことでどれくらいのコストを抑えることができるのだろう。
延べ面積35坪程度の直近の見積もり書を見てみた。
「ポリエチレンフィルム」〜 一式6500円(材料費のみ)
「捨てコン」〜 63,000円
「砕石事業」〜 24,750円
ざっくり10万ほど。
たしかにこの工法を採用することで、10万円ほどコストを省くことができるのだ。しかし、配筋工事の最中に雨でも降ったらぐちゃぐちゃになり工事どころでは無くなるだろう。地面はぬかるみ、基礎工事で最も大切な「かぶり厚」(鉄筋のまわりをコンクリートで被覆する厚さ=法律で決まっている)を確保することもままならなくなる。しかし、10万円である。10万円稼ぐためには大変なことはだれもが理解できるところ。

建築コストは多くの材料と人件費の積み上げで成り立っている。安く建てたい気持ちは理解できるが、価格を抑えることは工事方法の工夫で省けるところは省くということをやるしかない。建築は手品ではないのだ。
この写真は多くのことを考えさせてくれる。


■ 二度目の設計依頼

昨年から2回目の設計依頼がぼちぼち出てきました。もう設計事務所をはじめて22年目なので、そういう機会にも恵まれるようになったのでしょう。それは、1回目の我々との取り組みにある一定の理解と賛同があったものと感じています。しかし、2回目の相談に来た方々は、それぞれに事情をかかえて最終手段として我々のところに相談に来ているのが実情でした。

昨年夏に相談があった依頼者は、16年ほど前に住宅を設計したお客様でした。完成後10年もすぎると、やはりメンテナンスが必要になり、私も相談があるたびにアドバイスをしていましたが、結局外部塗装のメンテナンスを16年前工事した元請け工務店に建て主自ら発注しました。その工務店は当時の担当者がみな退職しており、もともとの仕様を知っているプロはいませんでした。
そのような中、建て主が思うような塗装の「色」と「仕様」が伝えきれず、かなり交渉したにもかかわらず、不満が残るメンテナンスになってしまったようでした。私が見ても何故そうしたのかと思うような残念な結果になっていました。建て主が施工のプロに対してきちんと思いを伝えることに難しさをひしひしと感じたため、10坪ほどの子供部屋をレストランにするリノベーションを我々に相談してきました。小さな改修工事とは言え、一度煮え湯を飲まされている建て主は、建て主の代理人になりきる我々プロの仕事に期待して依頼してきたのでした。この依頼は今年の春に無事に完成し喜んでいただけました。

次のケースは、家族の成長に伴い、もう少しQOL(生活の質)を高めるため、別の地域に終の棲家を造りたいとのことで今年の春に相談がありました。1件目のすまいはとても気にいっていて、本当はこのままずーっと住み続けたいんだと言ってくれました。1回目の時の設計打ち合わせも、かなり突っ込んで意思の疎通をしていましたので、それをベースにしたその先の話に終始し、やはり1回目の時とは別の次元で共同できています。そういえば、設計打ち合わせ中に、ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだ!と速報が入ってきたのを鮮明に覚えています。それは、2001年9月11日だったので、もう14年前になります。

三つ目は、先月初旬、突然会社の固定電話が鳴り、「覚えていますか?佐山さん。Yです」、すぐに「自分で造りたいって言われていたYさんですよね」と電話越しの声で思い出しました。とにかく相談したいと言うことでその夜事務所にいらっしゃいました。Yさんは、私の事務所兼すまいの完成時、オープンハウスを開催したときに見学にいらしたかたでした。オープンハウスは、1997年12月だったので、かれこれ19年ぶりの再会です。
19年前当時、ご自分で家族の住む家を造りたいのでアドバイスがほしいとの依頼で、基本計画を何度も練り直した記憶があります。しかし、そこから先は記憶が曖昧なのですが、計画中断してしまいました。話を聴くと、大工さんを一人雇いなんとか自分でもたたきながら造りあげ、今もそこに住んでいるとのことでした。
相談内容は、定年後の生き方を模索していて、半分自給自足しながら生きていける場所を日本全国探してきたけど、すぐ近所に山付きの土地が見つかったので、終の棲家を造ろうと画策していたとのことでした。今回相談に来る前すでにいくつかの工務店や大工さんに相談していて、満足のいく回答が得られていないとのことでした。自社で設計施工するハウスビルダーさんは、Yさんのリクエストに対して満足に応えることができず、大工さんは可能ではあるけれど、打ち合わせの内容を図面や仕様書にすることが無く、打ち合わせ内容がきちんと工事に反映されるか不安だとのこと。そのYさんが求めていることは、19年前に自分ですまいを造ったときに余っている材料が若干あり、それを活用しながら1000万ですまいを造りたいとのことでした。かなりハードルの高いリクエストではありますが、「自分でできるところは自分でやる」というYさんなので、前に進めることはできるだろうとお話ししました。私に電話するまで、19年前の中断のこともあり、かなり躊躇したらしいですが、相談して良かったと帰られました。
今後、コストをぎりぎりまで絞って、シンプルに生活を守る終の棲家を組み立てていくことになります。コストの絞り方は様々ですが、やはり工種と工数を減らして、普通では採用しないYさんならではの工事方法に知恵を絞っていくことになります。一般的ではありませんが、Yさんでしか成立しない計画と工事方法の模索。これはやはり建て主それぞれの特殊解を丁寧にさがしてゆく設計事務所にしかできないスタイルです。

それぞれ、巡り巡って、結局我々に再度相談していただきました。建て主の代理人になって、建て主固有の解決策を探るのは長く険しい道のりですが、とても楽しくやりがいのある時間でもあります。

 

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■ 戦後70年の夏

戦後70年目ということで今年の夏は様々に騒がしい。建築を生業にしている私がそれに乏しい知識で考えてみる。アントニンレーモンドという米国籍の建築家がいた。戦前、日本で作家活動していたが戦争初期米国からある使命が与えらる。日本を敗戦に追い込むためにはどうしたら。日本家屋は木と紙でできているので焼き払えば全滅だと。米国籍の建築家はお国にそう応えた。それで焼夷弾。これも建築家の仕事だ。

戦意喪失。それは民間人に向けられた底辺作戦。国対国、軍対軍のビジネス戦争ではない。国民がやる気をなくさせる民意喪失作戦だ。
建築家の見識をそんなところで使っていたところに敵のしたたかさが見える。戦後70年経った今でも、米国に言われるままになすすべがない状況。日本の建築家に何ができるか。何もできないのは人間として情けない。

燃えない家を造るか。核シェルターを造るか。化石エネルギーに頼らない家を造るか。私は地域独自の化石エネルギーに頼らない家を造っていく。戦争で石油のパイプラインが絶たれたとしても、したたかに生きてゆける家。私には、そう戦うしか今のところ戦うすべがわからない。


■ 建築模型のつくりかた

ホワイトモデルと呼ばれる建築模型のつくりかたを動画で紹介します。01 道具紹介 → 02 スチレンペーパーカット編 → 03 組み立て編 → 04 スタディ模型「シンプルな風の建築」の説明の4編で構成されています。

01 道具紹介

02 スチレンペーパーカット編

03 組み立て編

04 スタディ模型「シンプルな風の建築」の説明

2015年5月9日(土) 10:00〜16:00
葉山芸術祭「建築模型をつくろう」のワークショップを予定しています。
場所は、佐山建築研究所地下ガレージです。
〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1315-1

お問い合わせは、佐山まで。
090-3337-7359
046-877-1091
m.sayama@mac.com

参考サイト

■ 葉山芸術祭2015に参加しています


■ 葉山芸術祭2015に参加しています

参加テーマは「建築模型をつくってみよう」です。展示開催期間は、4/29(水)〜5/17(日)です。
我々、建築設計のプロは設計過程でデザインをスタディするときに、頭の中で考えるだけでなく簡単なホワイトモデルといわれる1/100〜1/50程度の模型をつくります。ホワイトモデルでは形の善し悪しだけではなく、光りの入り方なども、チェックできます。そのホワイトモデルの作り方はちょっとしたコツがわかれば意外と簡単につくることができます。

4/29〜5/17の葉山芸術祭期間中は、基本的にホワイトモデルと写真パネルの無人展示となりますが、5/9(土)には簡単なワークショップを予定しています。そのワークショップでは、実際にホワイトモデルをつくっていただきます。材料、道具は予約に合わせて、主催者側で用意します。要予約ですのでお気軽にご連絡いただきたいと思います。

<ワークショップ「建築模型をつくってみよう」の概要>
■ 主なワークショップ対象者:
・建築デザインに興味があるかた(子供から大人までどなたでも)
・いずれ家を建てたいと思っているが、どんなすまいがよいか迷っている方
・他の工務店やハウスメーカーで計画中だけど、その計画内容でよいか自分で模型をつくってみたい
・純粋に模型をつくってみたい方
・風の建築に興味のある方
・などなど

■ 制作予定模型:
シンプルな風の建築

■ 模型制作コーチ:
佐山 希人(葉山)
安井 俊夫(小田原)

■ 予定日時:
2015年5月9日(土)10:00〜16:00

■ 予約期日:2015年5月8日(金)12:00まで

■ 参加費:無料

■ 連絡先:
佐山 090-3337-7359 あるいは m.sayama@mac.com
佐山建築研究所 046-877-1091

■ 会場:
神奈川県三浦郡葉山町堀内1315-1
佐山建築研究所地下ガレージ

車でお越しの方は、ご予約時近くの無料駐車スペースをご案内します。
4/29(水)〜5/17(日)の期間中、展示見学のみの場合もご連絡いただければご案内いたしますので佐山までお問い合わせください。

会場へのアクセスイメージと会場の様子です。

○ 葉山芸術祭オフィシャルサイト
○ 佐山建築研究所 FB 関連記事


■ 街に対して開くか閉じるか

私は25年ほど前、葉山町を終の棲家として選択し、北海道のふるさとを捨て、この町に流れ着きました。北海道のふるさとを捨てたと書きましたが、私が生まれたその町は北の果てにあり、かつて栄えた炭鉱町でした。もう40年以上前、私が小学4年生の時ににそのふるさとは解体され、コンクリートの残骸だけが残る原野となってしまいました。私がふるさとを捨てたのではなく、ふるさとに捨てられてしまったという方が正しいかもしれません。その後、高校3年生まで富良野市の隣町である深川市で育ちましたが、やはりふるさとと思えるのは原野になってしまった羽幌炭鉱なのかなと感じています。

私は今、葉山町で幸運にも子育てをすることができています。その彼女にとっては、葉山町がふるさとになるわけです。私が葉山で住宅設計をベースにしているため、少なからず街との関わりを考える機会があります。一軒のすまいを考えるとき、街に対して開くか閉じるか、街との関わりはそこからはじまります。子供を授かってから、この「街に対して開くか閉じるか」という視点に変化が生じたことは事実です。

子供は夫婦二人だけで育てることではなく、その地域に育てられることが肝要ではないかと考えるようになりました。子供に関する事件も多い昨今、ますます街の目が必要だと感じています。個のすまいが街に対して閉じるのではなく、ゆるく街にかかわり、少しだけ開いたすまいにすることが大切なのだと考えるようになりました。具体的には、家の中から少しだけ近所の気配を見ることができる、逆に街からも家の気配を感じることができる。また、近所のおじいちゃんおばあちゃんが安全に散歩できる。雨が降ってきたら、ちょっとだけ雨宿りができる軒先がある。強い日差しを避ける深い軒先がある。散歩途中でちょっとだけ休憩できるベンチがある。そんな家のあり方が、そこに住む方と街とのかかわりを深めていく小さなきっかけになるのではないかと。そのちょっとしたしつらえが、その家に住む子供とその子供が住む地域の目をはぐくむのではないかと考えています。

そんなゆるく地域に開いた一軒の家は、お互いに気を配ることができる心地よい街に変える力を持つのだと思います。私のふるさとである羽幌炭鉱の街には近所のおじちゃんおばちゃんのやさしい目がいつも光っていました。だから、「私のふるさと」といまだに感じるのかもしれません。

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KEN五島の写真家ブログより引用


■ 2015年3月のオープンオフィス

毎月第一土曜日を事務所解放日としてオープンオフィスを開催しています。今月は、本来であれば3/7(土)なのですが、事情により3/14(土)に日時変更いたします。
3/7に行ってみたいと思われていた方は、1週順延しますので、3/14にご予約をお願いします。

ところで、この「オープンオフィス」ってわかりにくいタイトルでしょうか。オープンハウスは「完成した家を見学いただけます」という意味ですし、オープンデスクは「当設計事務所で働くことができます」という意味で使われます。そのどちらもポイントは「無料で」という意味が暗黙に込められています。無料で見学いただけます、または無償ですが設計事務所体験ができますという意味になります。オープンオフィスも「当日は無料で、設計者の話が聞けます。相談ができます。ディスカッションができます」という意味合いです。
このオープンオフィスを以前からやっている小田原の天工舎安井俊夫さんとの雑談で、もっとわかりやすくした方が良いのではないかという話になりました。
オープンオフィスというネーミングにすることで、暗に「無料〜」という意味を込めるのであれば、いっそのこと「無料建築相談会」というネーミングにしたら良いのではないかと激論しました。しかし、おもむろにわかりやすく「無料〜」とすると、いやらしくなるのかなとも思います。もっと気軽に設計事務所と接する機会を持ってほしいというのが趣旨ですから。

近所のスーパーマーケットで、ポイント5倍デーという日がありまして、その日は「ん?今日は何のイベントがあるんだ!」と思うくらいに混み合います。そのポイント5倍デーのことを思い出した私は、人が行動を起こす時「だったらその日に」と思ってもらえるような「特別の日」にすることが肝要なんだ思います。いっそのこと「オープンオフィス。ポイント5倍感謝デー」とか。いやはや、なんのことやら更に意味不明になってしまいます。もう少し検討してみましょう。

では、来週の土曜日にお待ちしております。

オープンオフィスのご案内
オープンオフィスはじめました


■ 湘南T-SITEを観る

藤沢市にあったナショナルの工場跡地6万坪に「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」という跡地開発が進んでいる。たまたま通りかかったので、そこの目玉「湘南蔦屋書店」に行ってきた。商業施設のプロって、そういうことをブツブツ言いながら観てるんだと思ってください。

▼ ぱっと観たところ、工場か研究施設にしか見えないなあ。外観を観ただけでは何屋か見当もつかない。せめて電柱くらいは埋設してほしかった。せっかく「サスティナブル・スマートタウン」という街を目指しているのなら。

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▼ デザイナーの肩に力が入っているのか、看板が見えない。色も同化していて「蔦屋書店」と車からは認識できないのだ。

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▼ やっぱり、何屋なのかわからない。スカイラインに看板を付けるとすごい訴求力が出てくると思うけどなあ。

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▼ 太陽光発電パネルの外構ははじめて見た。ざっと、400Mくらいはある。家庭用モデュールだと500枚くらいある。1枚あたり250Wだとすると、1時間あたり125Kwも発電する。これは一般家庭で使用する電気量の半月分くらい。こんなに電気つくってどうするんだろう。それにしてもすごい。

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▼ やっぱり電柱は美しくない。せっかくのスマートタウンなのに。

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▼ 隣接する住宅地。スマートタウンて何を目指しているのだろう。色気がない。サイズからして子育て世代を狙っている模様。同世代分譲地の将来は、育った子供が出て行き老人のみが残されて閑散とした姿になる。様々な世代、職種などが混在して色気のある街ができていく。すでにやり尽くされたこの街の作り方は造り手側の都合でしかないと思う。

せっかくの自転車専用ラインは路上駐車の格好の的になりそう。運転者のモラルが問われる。

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▼ 三つの建物で構成されていて、それぞれエンタメ、フード、ファミリーに分かれているのだそうだ。このインフォメーションサインを見るまで、まったくわからなかった。

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▼ おっ。デジタルサイネージ。いわゆる定点サインとこのデジタルが混在しているけど、せっかくなんだから全部デジタルサインでやれば良かったのに。

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▼ モノトーンでシックに大人しく。消火栓もお化粧。

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▼ 大きなカウンターがあり、本屋さんとは思えない。

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▼ 時間のあるときにゆっくり再訪したい。

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▼ 行ったのは平日の10:30頃。結構いろんな世代の人が来ている。民間の図書館といった風情。図書館にスタバが入っているっていう感じ。

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▼ おっ。ポパイに平凡パンチ。本の博物館的な感じ。

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▼ ややっ。ポパイの創刊号が。¥20,000-は高いなあ。しかも、1964年発行は間違ってる。1976年が正解。一昨年私は中古だけど7,000円で手に入れた。

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▼ 2階をふらふらしていると、なにやらお姉さんがカウンターに。なんとそこは銀行だった。本屋と他のテナントの境界線が全くないのだ。これは少し新しいスタイルかも。

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▼ またもや、本屋的な場所から物販店エリアに入ってしまう。本屋と他の店舗の境界がないのだ。

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▼ ? お酒も飲めるのか。図書館でお酒。これは新しい発想だ。

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▼ アップルコーナーも充実。他のパソコンは一切無いのに何故アップルだけ入店しているんだろう。

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▼ 「マックはお使いになったことありますか?」と25歳くらいのお兄ちゃん。「もう20年以上使ってるよ」と言うとすすすーといなくなってしまいました。

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▼ ファミマもモノトーンですかしていた。

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▼ このパラソルヒーターはガスがエネルギー源だけど、せっかくソーラーパネルで電気つくってるんだから、エレクトリカルなパラソルヒーターの方が、スマートだと思うけど。それと、日よけのパラソルは、今の季節いらないんじゃないか。用途が違うこのパラソル併存はスマートじゃないなあ。

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▼ このラインで誘引しているツタは何故この高さで止めているのだろう?そこから先は自発的に這い上がっていくんだろうか。そして、外壁の模様はツタの葉っぱ模型だった。触るとプラスチックで耐火性がないけど大丈夫なのだろうかとも。

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▼ ちょっとオシャレに白いパイロン。赤とか黄色だと現場っぽいが、これはスマート。

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▼ PHEV (Plug-in Hybrid Electric Vehicle) 車のための充電パーキング。無料な模様。ちょっとスマート。

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サスティナブル・スマートタウンとしての新しい試みは多く感じなかったが、湘南蔦谷書店は面白いと思う。図書館とスタバ、図書館とアップル、図書館とお酒、全体的にゆったりとくつろぎながら本が読める仕掛けが良い感じ。今度はゆっくり時間を作って行ってみたいと。
ただ、商業施設として儲けどころはどこにあるのだろうかとも。私が次回、時間を作ってわざわざ行っても、飲み物にお金を使うくらいではないかと思う。

 


■ オープンオフィスはじめました

「冷やし中華はじめました」みたいですね。
冗談はさておき、月に一度、弊設計事務所を開放して、多くの方々にお会いできる機会を設けました。
左サイドバーにある「オープンオフィスのご案内」を新しく追加しました。
建物に関すること、お店に関すること、建物関係の税金に関すること、様々な問いに対して一緒に考えてみたいと思っています。

例えば、土地がらみのお話だとすると
・土地を探しているが、どのような視点で探したら良いのか教えてほしい。
・こんな土地が出て来たのだけど、プロの視点で見てほしい。
・このような生活を望んでいるけど、どのようなところに住んだら良いだろう。
・家から釣りができるくらいに海のそばで暮らしたいけど…
(私が知り合いの不動産屋さんに頼み込んで市場に出る前に連絡もらえるように仕込んでおきます)

例えば、釣りが趣味の人がいたとすると
・ほぼ、毎日釣りをしているが、そんな暮らしにふさわしい家ってつくれますか?
「まず、そんな人ってロッドをたくさん持っていますよね。水平にして置いておくと癖がつくから、立てて置ける場所がほしいですね。」
「ドラグ調整をするときに、家の中でやるとラインが切れたときとか家の中の物を壊してしまいそうなので、外でやりたいですよね。車に乗る前に、バネばかりをちょいと引っかけておくところをつくっておくと、出がけにそこでドラグ調整ができて便利ですよね。」
「家の中の台所で、ウロコを取るとウロコが飛び散って汚れますよね。ウロコ取りとワタ抜きは外の流しであらかた済ませてしまうことができると便利ですよね。そのそばに、コンポストなんかもあると。」
「濡れたレインウエアーやウェーダーなんかは、釣りから帰ってきて陰干しして、次の釣行までにそのまま置いておける場所があるとうれしいですよね。」
などなど、楽しい会話が延々と続きそうです。
(実は、釣り人仕様のすまいは釣りをしない家人のための工夫だったりもします。ぼそっ)

例えば、お店をやりたいと考えている人がいたとすると
・設計者って、店舗デザインのことしか考えないと思っていませんか?
・店舗計画は、売れてなんぼの世界だと私が丹青社にいたサラリーマン時代徹底的にたたき込まれました。
・ですので、物販店であれば、「何を売るか(品態)」「どのようにして売るか(業態)」それらを練り込む必要があります。その二つの視点が見えてきてはじめて「店舗のデザインはどうあるべきか(店態)」が見えてきます。
・弊設計事務所では、品態、業態のアドバイスから店態までの一連の内容を一緒に考えていきます。場合によっては、マーケティングやマーチャンダイジングのプロも動員して、売れる店づくりを探っていくことも可能です。
・すまいの一部をお店にすることって、手続きとか大変だと思っていませんか?場合によっては用途変更の確認申請が不要の場合があります。

例えば、相続税について漠然と悩んでいる人がいたら
・総資産をお知らせいただいて、現状で相続税がどのくらいかかるかどうか簡易計算してみます。
・相続が発生したときに、かなりの相続税を払う必要がある場合、どのような対策方法があるか一緒に考えてみます。
・弊設計事務所は税金のプロではありませんのであくまでも目安のお話しかできませんが、必要であれば税のプロのお話も直接聞ける機会をつくることができます。(初回〜数回は無料です)
・現在も、関西、北関東、都内に資産をお持ちの方からのご相談が有り、試算すると都内に賃貸されている土地に地主自ら住むことが一番の相続税対策になるという税金のプロの判断があり、都内で戸建てをつくる計画が進んでいます。
・弊設計事務所が税金のプロではない分、お話ししやすいかもしれません。お気軽にお話してみてください。

例えば、湘南らしい分譲地をつくりたいと企画している企業さんがいたら
・日本で一番「犬の数/人間の数」が多い地域って知っていますか?
・相模湾からの南風の通り道は知っていますか?
・湘南地域のある想いのある人々は山の手に移動している事実を知っていますか?
・ここ7〜8年、相模湾でキハダマグロが釣れているっていうことを知っていますか?
・神奈川の自家菜園の野菜から放射性物質が計測されていることを知っていますか?
いろんな切り口からたくさんヒントが見えてくるかもしれません。

そんな、とりとめの無い話から、いろんな可能性が見えてくるかもしれません。
具体的な相談も大歓迎ですが、可能性を模索するためのフリートークを大切にする時間にしたいと思っております。
もちろん、無料ですのでお気軽に。いやいや無料では気が引けるという方は、飲み物・お茶菓子持参で来ていただくことでも大歓迎です。
是非、毎月の第一土曜日に遊びに来てください。季節によっては、海っぺりにグラスとイスを持って行くのも気持ちよいですね。
今の季節は、薪ストーブと猫が事務所でお待ちしております。

 

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■ サザエさんちにみる二世帯住宅の課題

年始からはじめた東京オペラシティでの企画展「二世帯住宅の・い・ま・」というテーマを私なりに掘り下げるにあたり、二世帯住宅のポイントをまとめてみました。

展示会場では、私が設計したすまいを含め7事例を取り上げそれぞれにコメントを加えて紹介しています。それらの事例から私がポイントとしてあげたのは以下の3点です。

●共用部面積と生活ルールの量は比例することを現実視する
●家長が複数名居る場合は共用部を減らす努力が肝要である
●世帯主が家長とは限らない

言い換えれば、共有部分が多くなると生活する上でのルールが多くなるので、強力なリーダーが存在しない場合はできるだけ共有部を少なくした方が良いということです。うまくいかないのです。
『せっかく一緒に住むのだから、共有できる部分は節約のために一つにしよう』という短絡的な考え方は不幸をまねくことになりかねないということです。
また、一軒の家の中で現実的に誰が船頭になるのかを見極めることも大切で、一人の船頭で充分荒波を渡っていける場合は共有部分が多くても良いでしょうが、実態として船頭が二人いるような場合は船を二つにしないと荒波を乗り越えて行けないのです。

世間で最も知られている2世帯同居事例のひとつに「サザエさん」があります。わかりやすいので、サザエさんの2世帯同居について観察してみました。黄色が2世帯で使う共有部で、赤が波平家族、青がマスオさん家族の専用部分です。

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すまいの形態としては、5Kの平屋といった特別に2世帯住宅の特徴をもっていません。サザエさんの同居形態は、長女のサザエさんが夫のマスオさんと実家である波平家に同居するというパターンです。奥さん側に世話になる旦那さんを「マスオさん」と表現されるくらいにまでなった2世帯同居がうまくいくケースです。このケースはマスオさんや波平夫妻の努力の結晶です。この家族の場合、船頭はサザエさんの一人だと考えます。サザエさんを船頭として、他の家族はサポートにまわっているのではないでしょうか。番組最後、サザエさんが皆を引き連れて三角屋根の家に入っていくというシーンがあります。あの映像がそれを物語っています。

ただし、サザエさんはTV放映がはじまって、45年ほど経過しているにもかかわらず家族全員成長が止まっているため、住宅問題は起こっていません。だからいつまでもこのすまいのままで暮らせるという非現実的な面があります。
おそらく、あと2〜3年もするとここでの暮らしが難しくなるのは簡単に想像できます。
まずは、子供部屋問題カツオとわかめがいつまでも一つの部屋では成立しなくなります。タラちゃんもそのうち自立してきます。なので、子供を中心とした家族の成長とともにすぐに成立しなくなるのです。いずれ波平も定年退職し家にいることが多くなるでしょう。

そこで家をどうするかという現実問題に直面します。サザエさん夫妻が引っ越してゆくのか。余っている隣地にマスオ家族の新居を建てるのか。増築してスペースを確保してゆくのか。長谷川町子さんなら、どのようにして、この問題を解決していったでしょうか。観てみたいところです。

私であれば、サザエさん家族が近所に戸建てを新築し、カツオが長男として家を引き継ぎ、わかめはお嫁にゆくという一番ポピュラーなストーリーにするかもしれません。それでは面白くないでしょうけど、最も平和で現実的だと思います。でも、サザエさん一家なら、どんな形態の2世帯住宅としても、うまくいくのではないでしょうか。サザエさんは、家族を運営してゆくにあたり、皆の仲が良いということが一番大切であり、ソフトがハードの問題を解決するということを教えてくれています。

 

 


■ 「北の国から」を観て

昨年秋から年始にかけて、はじめて通しで倉本聰脚本の「北の国から」を観た。1981年が初回放送なので、35年ほど前、私が大学生の頃からはじまったようだ。富良野は私の育った隣町でもあったので、途切れ途切れながらも記憶だけは強烈に残っていた。その途切れている部分を埋めるように見入っていった。
見始めると記憶にあったイメージとずいぶんと違うことに気がついた。それは、その脚本家のメッセージにあった。世の中はバブル経済まっただ中の浮き足立っていた頃にもかかわらず、現代の物質文明に警鐘を鳴らし本来の人間が生きていくことに焦点を当てた内容だったことだ。今では、環境問題、ゴミ問題、豊かさのバリエーションなどのキーワードはそれぞれに認知されていることであるが、35年前のハレの時代にケに焦点を当てていたことに少し驚いた。初回放送の1981年から最終回の2002年までの間、一貫してそのトーンは消えず、時代がハレの時代からケの時代に移り、時代そのものがそのトーンに気がついたように感じた。
ちなみに同じ倉本聰の「ライスカレー」も通しで観ているが、こちらはバブル感が画面を通じてひしひしと痛いくらいに伝わってきて観ていて息苦しくなってくる。

北海道の山の中で私を育てた私の父親は、どことなく麓郷の黒板五郎に通じるものを感じていた。我が家にはじめて自家用車がやってきた頃、少ない材料で車庫を簡単に造ってしまったり、雪が降ると家の前にカマクラをつくってくれたり、なんでもつくってしまうのだ。車庫もどこから集めてきたのかわからない材料で、つぎはぎながらもさっさとつくってしまった。ないものは自分の手でつくる。買うのではなく自分でつくってしまう。この黒板五郎的な精神は、私の中にも流れているようで、できれば自給自足的な生活を組み立てたいと思う。しかし、現実はお金で手に入れなければならず、その精神は緩んだものとなっている。冬の暖房は薪ストーブ一本でやっていることだけが、唯一その欲求を少しだけ満たしてくれている。

建築設計を職業として選んだのも、その辺に原点がある。それも生活に密接した住宅の組み立てが好きだというのもそれに原点がある。できるだけ化石エネルギーに頼らずに生活できないか。できるだけ太陽の恵みと風だけで生きてゆく住まい方ができないか。豊かなすまいとは、きれいでかっこよいスタイルの器なのか。自分でつくることはできないのか。そんなことが根っこにあり、建築設計をやっている。昨年から通しであらためて観た「北の国から」はそんな私の緩んだ原点をもう一度見つめさせてくれるドラマだった。先週末、近々着工する建て主の引っ越し段ボールに「北の国から」のラベルを発見した。同じ匂いを私に感じてくれていた建て主だったのだとあらためて認識させられた。基本に立ち返り、エネルギー浪費のない、ゆたかなすまいかたを探す原点をもう一度きちんと考えて、日々の生き方に反映させていきたいと思う。

しかし、最終回の2002年遺言は「これでおわります」的な唐突感があり、少々残念に感じた。もう少し五郎さんの生き方を観てみたいと思ったのは私だけではないような気がする。

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■ すまいづくりセミナーのお知らせ

湘南を拠点とする3人の建築家によるセミナーを開催します。三人三様に二世帯住宅の「い・ま・」をとらえ話を展開します。それらは、幸せな距離感を探る視点のバリエーションになるはずです。(居間、相続税の今、3世帯同居は共同住宅)

当日は30分程度3人の二世帯住宅観をお話しし、残りの1時間は、セミナー参加者とのフリートーク(雑談歓談)の予定とします。

また、同じテーマで3人の企画展を1月10日(土)~24日(土)すまいづくりセミナーと同じ木童ショールームで開催しています。

●日時:2015年1月17日(土)11:00~12:30

●参加費:無料

●場所:新宿オペラシティ1F  木童ショールーム
東京都新宿区西新宿3-20-2     東京オペラシティ1F

●予約制:限定8組 15名まで

参加希望者はそれぞれの建築家またはFaceBook内 ATBshounan 事務局へ前日までに連絡お願いします。
セミナー終了後は、個別相談も承ります。

●予約連絡先:
佐山のメールアドレス m.sayama@mac.com
佐山の携帯電話 090-3337-7359

よろしくお願いします。

 

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■ 2014年FaceBookへの投稿総集編

今年のフェイスブックに投稿した抜粋です。

●1月1日

別れの朝〜
ふたりは〜
さめたコーチャー〜

西へむかう二人を羽田で降ろし
ベイブリッジから初日を拝みました

皆様今年もよろしく遊んでくださいませ
謹賀新年!

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●1月2日

熱燗、スルメ、ヒッチコック。
正月三昧。 — 場所: 佐山建築研究所

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●2月4日

しばれてきた!

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●2月8日

停電はじまりました。
19:00頃から4回目。
囲炉裏で暖房&調理。

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●2月20日

土間コンクリート、ホウキ目仕上げ中。
滑りにくくするための仕上げ。
根伐り、とこ付け、メッシュ筋配筋、生コン打ち、木コテならし、ホウキ目仕上げ。
全て施主施工。

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●3月1日

今までありがとうーさようなら。そしていらっしゃーいよろしく。

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●3月9日

ヤフオクでの話。2話。

3日ほど前、あるDVDをヤフオクで落としました。新品希望の場合は200円上乗せで送付しますと商品説明に書かれていました。
落札後、取引メールが来ました。「新品希望は落札金額+200円、開封済みで良ければ落札金額で。」ここまでは、想定内。しかし、「開封済みの場合は、鑑賞終了するまで10日かかることをご了承ください」と。さらに、入金確認後でなければ開封できないので、入金確認後から10日後だと。。。ふざけんな!それって単なる200円つり上げ作戦じゃあないか!ときれてしまいました。。
「商品説明に、鑑賞済みの場合は、入金確認後10日かかりますと明示するべきではないか。よって、了承できない」と返信。釈然としない中、険悪なやりとりが続くも、ここは大人の対応で、さっさと終わらせてしまいたかったので、さっさと200円上乗せして支払い手続き終了しました。

今日、私が出品していた不要の新品AVケーブルが開始金額の1円で落札されてしまいました。(がっくり。。)取引メールで送料+1円を決済願いますと送ったところ、「1円での落札というのは、これまで多くの商品を落札してきましたが、初めてのことで、驚いています。こちらとしては2000円なら落札したいと考えていましたので、梱包手数料としてお支払いします。」と返信。。
1円でオークション終了したことにもびっくりしましたが、2000円梱包手数料上乗せって、もっとびつくりしてしまいました。とても大人な対応に心が温まりました。

200円で眉毛にしわを寄せていた自分が恥ずかしくなりました。

 

●3月20日

科学と学習を楽しみにしていた私。そこにはリアルがあった。

 — 場所: 佐山建築研究所

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●4月16日

もう、スズメバチとの戦いが始まった。
先週くらいから奴の気配は感じていた。

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●4月23日

もう重油の影響は薄らいだみたいだ。

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●5月3日

マダラ。70cm。重い。

 — 場所: 宮城県本吉郡南三陸町

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●5月5日

狙いは、カレイ、アイナメ、ソイ。き

 — 場所: 久慈石油備蓄基地

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●5月5日

座敷ワラシに期待

 — 場所: 岩手県野田村

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●5月9日

今日娘の担任の家庭訪問があった。
新卒新任の彼女はフォークを持つ手が震えていた。
思いっきりやってくださいと彼女に伝えた。
私は今でも小学3年生の時の先生と年賀状をやりとりをしている。

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●5月21日

良くないデザイン。プロジェクトに見抜ける人がいなかったということ。

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●5月22日

土地探し中。この街は面白そうだ。

 — 場所: 月島 もんじゃストリート

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●6月6日

完成直前。光庭のある家。

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●6月6日

佐山 希人さんが鈴木香住さんの写真をシェアしました。

開催中!
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●6月9日

今夜のディナー  — 場所: 葉山町

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●6月13日

潮来釣り具センター!
村田さんの釣ったマグロでかいです!  — 潮来つり具センターにいます。

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●7月15日

気になってしょうがない。
現在、新宿オペラシティの1階で、佐山希人建築展を開催中なのですが、ショーウインドー内にiMacを置いて24時間映像を流しっぱなしにしています。それがとっても気になっています。24時間を10日間くらい流しっぱなしにしていると、iMacがいつか爆発してしまうんじゃないかと。都合240時間働きっぱなし。どなたか、もし佐山希人建築展に足を運ばれた際、ショーウインドー内のiMacに異常が見られたら(あるいはきちんと仕事をしていても)コメントをください。遠い葉山で気をもんでいるのです。

佐山希人建築展「建築家ト家ヲ創ル」2014 at オペラシティ
2014年7月19日(土)17:00まで開催中

http://youtu.be/vLBEFytoVNE

 

●7月15日

この葉山のすまい。私が仕組んだいろんな仕掛けで、夏の電気代は、なんと、、、320円/月! 住み始めてから2年くらい経ってから建てぬしに話を聞いたのですが、設計者の私もびっくりです。320円って東電に払う事務手数料だけの費用。オール電化なので光熱費は、320円に加えて水道代だけ。驚異の結果に仕組んだ方もびっくりしています。

ここで概要を見ることができます。
佐山希人建築展「建築家ト家ヲ創ル」2014 at オペラシティ
2014年7月19日(土)17:00まで開催中

http://youtu.be/tpt2ndvM-0Y

 

●7月28日

今日来たメール。「同僚の妹夫婦が家を買うことになって、プロのみてもらいたいのだけど、佐山さんに相談できますか?思い当たるところ佐山さんしかいなかったので」と。
もちろん、プロの目でみて差し上げます。一級建築士30年近くやってるので、キチンとチェックしますよー。と返信しました。
うれしい相談です。

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●8月1日

火曜日からの四日間フル缶詰終了〜。頭がオーバーヒート!

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●8月2日

最近FB友達になった大きな人。C.Wニコルさん。自然派思考を作ってくれた人。野田知佑を自分ちに呼んで昼間からズブロッカを共にラッパ飲みし、コロンと寝てしまった野田さんを見て「一番のおもてなしはゆっくりと昼寝をさせてあげること」。とても印象的だった。おもてなしの根っこをつくってくれた大きな人なんです。

●8月11日

この時期の役所はすいていて、いいなあー。

 — 場所: 東京法務局 世田谷出張所

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●8月11日

仕方ない。並ぼう。

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●8月11日

うなる。麺は吉村家に近いコシ、ダシはコクのある鳥、何と言っても清潔感ある店内とまじめな作風がいい。近所にあって欲しい店。

 — 場所: 北大塚ラーメン

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●8月28日

大都会!

 — 場所: Sunny Hills 微熱山丘

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●8月28日

ライブよりガチャガチャが気になる

 — 場所: 南青山MANDALA

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●8月30日

精米した白米は土に入れたら腐るけど、玄米は芽が出るんだ。
知らなかった。

 — 場所: 佐山建築研究所

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●8月31日

夏休み最終日。ハゼ2匹中。

 — 場所: 芦名漁港

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●9月11日

ちょっと時間があるので、鎌倉を歩く。遠雷とかすかにピアノの音が聴こえる。

 — 場所: カフェ鎌倉美学

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●9月17日

【緊急連絡】
私のLINE IDが乗っ取られた模様です。
LINEで下記のようなメッセージが届きましたら、一切無視してください。
今後の私のLINE IDは、アルファベットの名前が正規IDです。
ご迷惑おかけしているようで大変申し訳ありません。

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●9月21日

なんとなく寒いので、ベランダ自宅焼き鳥。とりかわ、つくね、ねぎま、すなぎも。部屋の中で家族がピーチク。
昨日はおでんだった。

 — 場所: 葉山

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●9月23日

釣り人と建築家目線で匂いをかいできました。

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●11月1日

葉山っ子ダンスコンクール。
トップバッターでフラメンカ最年少7人演技終了。

 — 場所: 葉山文化会館

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●11月13日

釣りに行きたい!
その心理はどこから来るのだろう。
それだけは開高健の「風に訊け」も教えてくれない。

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●11月17日

ラーメンvsカレー。これは興味深い。私の場合は対決ではない。合体なのだ。
そう、何を隠そうゲレショクなのだ。ゲレショクの意味を知る人はもう少ない。私が子供でスキー華やかし頃、昼飯時ロッジにスキー靴を履いたままガタガタ歩いて行き、自動販売機か食堂のおばちゃんに向かって言うのが「ラーメンとカレーね!(きっぱり)」これをゲレンデショク=ゲレショクと私が勝手に言っている。w
ラーメンは冷え切った体をあっため、カレーは空腹感を満たす。私の小学生から大学生時代まで、このゲレショクは雪山での黄金コンビだったのだ。
開高健の「風に訊け」では、ラーメンvsカレーを環境問題から彼女を釣り上げるまで昇華させ、それぞれの多様性を見事に対決させているが、どう文体をこねくり回したって私にとっては合体なのである。対決させてはいけないのである

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●12月4日

政治を感じさせない政治をする政党が出てきたらと思う。
「風に訊け2」(開高健)を読んでよりいっそう。

 — 場所: 佐山建築研究所

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●12月31日

この一輪挿しだれが。
こころ温まる。
それだけ。

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●12月31日

この秋から、倉本聰の北に国からを通しで観てきた。
裕木奈江のやつは娘の前で観ないでと言われてた。その意味がわからなかったけど、今日その意味がわかった。
黒板五郎は、やっぱり高倉健ではなく中村雅俊でもなく田中邦衛で良かったのだとしみじみ。
富良野の隣町で高校を卒業したけど、私の故郷はそこではなく産まれた街のように思われ。もっと北の羽幌町なんだからと思ってしまったり。
もうそこには私が走り回った街はないけれど。

 

今年も大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

 


■ 二世帯住宅に追い風

平成26年1月1日から二世帯住宅に新しい視点が加わった。相続税の「居住用宅地の適用要件の緩和・柔軟化」である。これは、財務省の平成25年度の税制改正である。

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【居住用宅地の適用要件の緩和・柔軟化】

<二世帯住宅に居住していた場合の取扱い>

二世帯住宅については、内部で行き来ができるか否かにかかわらず、同居しているものとして、特例の適用ができるようにします。

<老人ホームに入所した場合の取扱い>

老人ホームに入所したことにより被相続人が居住しなくなった家屋の敷地については、以下の要件の下で、相続の開始の直前において被相続人が居住していたものとして、特例の適用ができるようにします。
(1)被相続人に介護が必要なため入所したものであること。
(2)居住しなくなった家屋が貸付けなどの用途に供されていないこと。

 

平成25年までの二世帯住宅の場合、内部でつながっていなければその住宅と土地全体が居住用宅地としてみなされず、居住用宅地として減税対象にならなかった。その減税とは、『相続や遺贈によって土地を取得した場合、その土地の中に被相続人が自宅として住んでいたり、事業の用に供していた小規模な宅地があったときは、その土地が被相続人の生活の基盤になっていたことに配慮すると共に、事業の継続をしやすくするために、宅地の評価額の一定割合を減額することができます。これを「小規模宅地の特例」』という。この特例の対象になると土地の評価額の80%が減額評価されるのだ。簡単に言えば、1億円の評価額の土地が、この「小規模宅地の特例」要件を満たすと2000万円の土地としてみなされ減税されることになる。

その要件のひとつである「内部でつながっていなければ要件をみたさない」から「内部がつながっていなくても「小規模宅地の特例」が適用される」に緩和されたのだ。これは、2世帯住宅のありかたを探るうえで大きな税制改革だ。それは、2世帯住宅のあり方は様々であるが、ひとつの大きな望ましい方向として「完全分離型」がある。壁、あるいは床で完全分離し「スープの冷めない距離」をひとつの敷地内で実現する。それが税制的にも認められ、相続税が発生したとき、あるいはその発生を想定して、住み方を模索できるのだ。私はこの「居住用宅地の適用要件の緩和・柔軟化」は二世帯住宅にとって大きな一歩だと感じている。相続ありきで計画するのは望ましくないが、相続税をしっかり把握しながらすまいを計画することは、ある人にとってはとても肝要なことである。財産全体を把握しながら、望ましいすまい方を模索するのは必要なことだと考える。我々は、税的視点で設計者である我々をサポートしてくれる有能なスペシャリストが側近にいるので、税的な視点もとらえながらすまいづくりを進めていくことが可能である。

また、平成27年1月1日から、その土地の大きさも緩和される。それについては次回紹介する。

「居住用宅地の適用要件の緩和・柔軟化」を記事にしたわかりやすい事例があるので引用する。

以下、読売新聞より引用

東京都練馬区のA子さん(44)は、区内にある70代の両親の実家を2世帯住宅にリフォーム中だ。

3階建ての1階は両親が、2、3階はA子さんと夫、子ども3人が住むことになる。「この先安心。孫とも暮らせる」と両親も喜ぶ。

A子さんの家が道路建設予定地となり、立ち退きを迫られたことをきっかけに、2世帯住宅での同居を考えた。老いていく親が心配だったからだが、別のことも頭にあった。「同居すれば節税にもなる」

2世帯住宅への関心が高まっている。人気の理由の一つが、A子さんの例のように、相続税の節税になる点だ。

親の自宅を同居の子が相続する場合、一定面積分の評価額を下げる「小規模宅地等の特例」が適用できる。現行でも240平方メートルまでが80%もの評価減となり、節税効果は高いが、来年の税制改正で、評価減の対象が330平方メートルまでに広がる。

A子さんの実家は250平方メートルで、通常の評価額は7500万円。これが現行の特例では1740万円に圧縮されるが、改正後は土地全体が対象となり、1500万円まで下がる=図=。

また、昨年までは、建物内で互いに行き来できる構造になっていない2世帯住宅には特例が適用されなかったが、今年から条件を緩和。内部がつながっていない構造でも適用されることになった。

来年の税制改正では、相続税率が一部引き上げられる。相続税が課されるのは、財産総額から基礎控除を差し引いた部分だが、その課税対象額が2億円を超えるような人は、基礎控除の減額だけでなく、税率の面でも負担が増える可能性がある。特例の適用による節税効果の大きさを考えると、2世帯住宅などで同居するメリットは大きい。

玄関が並列された2世帯住宅のモデルハウス。建て替えへの関心が高まっている(旭化成ホームズ提供)
もっとも、親子や嫁しゅうとめが頻繁に顔を合わせることをストレスと感じるなら、節税ありきの建て替えは考えものだ。旭化成ホームズ(東京)マーケティング本部企画室長の柳沢潔さんは「子育てや介護で協力しあえるかといった視点でも考えましょう。建て替えたら簡単には戻せません」と指摘する。2世帯住宅にこだわらなくても、小規模宅地等の特例を利用できる場合がある。よく調べたい。

また、特例を適用するには、相続税の申告をしなければならないということにも注意。申告書を作成し、親の財産に関する書類などをそろえて税務署で手続きしないと、適用は受けられない。

土地付き一軒家を持つ親から子への相続を想定する際、「大事なのは子が親をサポートする立場で、親の希望を聞いてあげることです」と、相続コーディネート会社、夢相続(東京)社長の曽根恵子さんは話す。

例えば、両親が一軒家に2人だけで住んでいる場合、年をとってくると、自宅の維持管理は大変だ。親のどちらかが亡くなれば、残った1人での管理はなおさらつらい。

「狭くてもいいから、もっと便利な場所に住みたい」と親が希望するなら、自宅を売って駅に近いマンションに住み替えるのも選択肢だ。一つの土地を多くの世帯で所有することになるマンションは、1世帯あたりの土地の所有分が少ないこともあり、一軒家に比べて評価額が低く、相続税の節税にもなる。

ずっと自宅に住みたいと言うなら、子にどうサポートしてもらいたいのか。老人ホームへの入居を希望するなら、費用は足りるか、自宅はどうするのか――。こうした点を確認しておけば、たとえ節税にならなくても、親の意向に沿った対策が見えてくる。

「親も、自分の意思をオープンにしておきましょう。言わないまま亡くなったり、重い認知症になったりすれば、意思は伝わりません」と曽根さん。意思疎通が重要だ。

2014年11月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


■ 建築家展【三人三様】

湘南で設計活動している3人の建築家で企画展を行っています。
3人の活動名は「ATB shounan」。エー・ティー・ビー湘南。Architecture Three Brains Shounan。「あなたのための建築頭脳が湘南にみっつあります」という意味です。『それぞれの人間的個性を肌で感じ、自分にあった建築的個性をみつけてください』という意味と、『3人にまとめて設計依頼し建築の可能性を探ることもできます』言い換えれば、一つのプロジェクトをATBに託すこともできますという意味も含んでいます。それぞれの個性に可能性をみつけるか、共同体として可能性をみつけるか、是非企画展に足をお運びいただければと思います。

●企画展名:建築家展【三人三様】
●企画展会期:2014年10月24日(金)〜2014年11月30日(日)
●場所:カフェ鎌倉美学
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町8-41 クイックシルバーハウス1F
Tel&Fax: 0467-22-2233 (ご予約承ります)
平日 11:30-15:00 18:00-22:00(L.O.)
土日・祝日 11:30-22:00(L.O)
●参加建築家:ATB shounan(安井俊夫・波多周・佐山希人)
●企画展主旨:
人に個性があるように、家族にも個性があり、その家族が住む「家」にも個性があります。そんな住み手の個性を十分に理解した上で、具現化するべく創造するのが建築家の仕事です。今回、葉山・鎌倉・小田原、湘南を舞台に活動する三人の建築家が、「家」や「住まい」といった建築物を身近に感じてほしいと考え、ふだん何気なく接している建物、あるいは家の中の部分にスポットを当てた、パネル展を企画しました。建築家三人のプロフィールには、それぞれが建築家への志しを紹介しています。建築家にも個性があり背景があります。そんな個性が住む方の個性と相まって、より楽しい建築が生まれるのだと考えています。(安井俊夫)

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■ 何故、建築の道に進んだのか【企画展告知】

何故、建築の道に入ったのかをあらためて考えている。10月末から、鎌倉のカフェで建築家展を行う予定。そのプロフィール欄に「その何故」を記載するためだ。

ことの発端は、過去記事にも書いている。
・1995年6月25日の「建築家志望は隣のオジサンの一言から
・1999年3月25日のその「後書き」
・2013年7月26日「何故建築の道を歩き出したのか

読み返すと、
・大志はなく
・音楽、数学、物理が好きだった
・親が引いたレールがなかった
・30代に真剣に転業を考える。それも漁師
・思いとどまり今に至る
が概要だ。

今は迷うことなく建築に携わっているが、その牽引力の源になっているのは何だろうか。シンプルに考えると「好きだから」。同じことを続けられる力のソコには「好き」の力が大きい。

設計事務所として独立した頃、5年何とか続けられたらそこから先はなんとかなっていくと大先輩は言っていた。また、当時25年企画事務所を経営していた大先輩と一緒に仕事をし、その25年に遠い目をしていた記憶がある。今は既に起業後21年目。こつこつ歩いているうちに気がつくと20年が過ぎている。

あらためて何故この道を選んだのか、きちんと向き合ってみようと思う。そんな私的なことではあるが「どれ、突っ込みを入れてやろうじゃないか!」という希少な方は、10月25日(土)から予定している建築展へ是非食事がてらお越しください。美味しいスペイン料理とお酒がみなさまをお待ちしております。

 

企画展テーマ:湘南の建築家三人三様(未定)
場所:カフェ鎌倉美学
会期:2014年10月25日(土)〜11月いっぱい
参加建築家:波多周(鎌倉)、安井俊夫(小田原)、佐山希人(葉山)

 

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■ 土地探し。2014秋。

最近、また土地探しからの住まい相談の依頼が増えている。

ひとつは都内。東京オリンピックの関係で土地の売り渋りがはじまっているという。今から、土地購入して、計画を立てはじめると、消費税増税のタイミングが気になりだしてくる。2%の増税とはいえ、されど2%である。住宅建築費用がふくれるのはもちろんのこと、引っ越し、家具購入などなどもろもろに重くのしかかってくる。増税前になんとかしたくなるのは当然のことだ。

東京オリンピックの影響は、土地の売り渋り、高騰だけではないようだ。施工者の話を聞くと、様々な工種で価格が上がってきているという。東北に職人が向かうと同時に、東京オリンピックのインフラ整備にも人手が取られはじめているという。いやはや、この先もあがることはあれ、下がる気配はない。なんとか、高騰する前に建て主らしいすまいを適正価格で造っていきたいところ。

ふたつめは、葉山。お膝元。なかなか良い物件に巡り会うことがむずかしい。震災の影響もあり、条件がなかなかすりあわない。知り合いの不動産屋からの話では、動いていないわけではないが面白い物件が少ないとのこと。「面白い」という尺度は人それぞれなので、鵜呑みにすることはできないが、葉山であれば「海が見える」とか「変形地なので価格が安い」とか「崖地なので普通の工務店は手をださないので安い」とかとか。わたし的には、「普通ではないけど価格が安い」「海は見えないけど、歩いて海に行ける」などの条件があれば面白いと思う。

それにしても、いろんなハードルが高くなっていくので、粛々と慌てず騒がず前に進めていきたいところだ。

▼南に山を背負い、日当たり悪く、格安で手にいれた土地からの眺め

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■ 家計に優しい「風の建築」

『葉山。風の建築』のエネルギーコストを公開します。自然の風を利用してエアコンに頼らない生活のエネルギー収支です。このすまいは、電気以外のエネルギーは使っていないので他にエネルギーの支出はなく、驚きの数値となっています。特に、4月から8月にかけてはひと月300円強の支払いとなっており、エアコンに頼らない風の建築がうまくいっていることをあらわしています。この風の建築の考え方とデザイン手法は動画で紹介します。

電気代の推移(1).xls


■ 「うづくり」で階段をつくる

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「うづくり」とは、板の年輪を浮き立たせた仕上げ方のこと。一般的には、和風建築の造作材として使われることが多いですが、一般住宅の階段の踏み面(断板)として使うのが良いことを発見しました。私の場合は、踏み面の段鼻付近に3mmの彫り込みを3本入れるという仕上げ指定が通常でしたが、このうづくりは、踏み面全面が滑りにくくなっているので、かなりの安心感があります。

また私は、鉄砲階段やハシゴの場合、降りる時の安心感を増すために、踏み面を3度奥に傾けることも多いです。そうすることで、下に向かってズルっと滑りにくくなりとても安全性が高くなるのです。

今後は「うづくり」と「三度傾斜」のダブルスタンダードで安全性を高めていこうかと考えています。

真ん中の写真「カラ」はカラマツのうづくりで、「源平」と書いてあるのが杉のうづくりです。杉の柾目のうづくりは目が立っていてとてもいいかんじです。この材料は三層パネルにもなっているので変形にも強そうです。

 

「うづくり」Wikipediaから引用

浮造(うづくり)は、刈萱(かるかや)の草の根を水にさらした後、干して麻紐で束ねた道具。用途として、木の板・柱などの柔らかい部分(春目:はるめ)を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせ、木材の見た目を美しくするために使用するし、そういった仕上げを浮造仕上げという。

古い木材に使用するときは根の粗い部分を束ねたものを、新しい木材のときは根の細い部分を束ねたものと使い分ける。入手性がよいとはいえないため現在ではワイヤーブラシや電動工具で代用することも多い。浮造仕上げの無垢板は、木目が強調され凹凸が目立つようになる。

※佐山注釈:本来は板の表面を削り取るのではなく、柔らかい部分を押し込んでいったそうです。そうすることで表面の目が立ったところと押し込まれてへこんだ部分の堅さが同じになるようにするためと考えます。

 

 


■ 今日のまかない飯

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佐山流。和風ニンニクと豚肉のスパゲティ

子供の頃から少し大食いだった私は、大学生で自炊をはじめた頃から外食をほとんどしなくなった。それは、外食をすると一人前の食事では物足りなくお金が続かないので、自分で食事を作ることがきっかけだった。それ以来、喫茶店のカウンターでお客様の食事を作ったりしながら腕を磨き、自分流で自分の飯を自分でつくって食っていく日々がはじまったのである。

●レシピ(かなり多めの一人前)

パスタ:200g(一本1g=16mmぐらい。よって200本)

トンコマ(98円/g以下の安物がいい):100gほど

ニンニク:ひとかけらをスライス(ニンニクが嫌いな人はみじん切り)

鷹の爪:2本(よく炒めると丸かじりできる)

タマネギ中サイズ:半分をスライス(一日一回タマネギ食べるのが良いらしい)

大葉(北海道ではしそという):2枚をみじん切り

バター:15mm角程度

酒:大さじ2杯(和風なので白ワインではなく)

サラダオイル:大さじ2杯(これも和風なのでオリーブオイルではなく)

醤油:大さじ1杯(いい隠し味になるので是非)

 

まず、パスタをゆでる。ゆで時間の半分ほどの時間を待って具材を炒め始める。パスタのゆで時間が10分だったら、5分ほど経過したところフライパンを強火で暖めはじめる。オイルはオリーブオイルではいけない。サラダオイルなのだ。これは和風であるために、酒とバター、醤油との妙味を味わうため必須。フライパンが熱くなってきたところでフライパンにサラダオイルを垂らし、ニンニクのスライスと鷹の爪を落とす。ニンニクに色がつき始め、鷹の爪の色も濃くなってきたら一度フライパンを返して、オイルとニンニク、鷹の爪をいい感じに合わせる。そこに適度に切り、塩コショウしたトンコマを投入。トンコマにまんべんなく火が通るようにフライパンを返す。

トンコマの赤身がなくなりほぼ白くなりかけた頃、タマネギスライスを投入し、フライパンを二度三度返す。いい感じでタマネギの色が雨に路になってきた頃、日本酒をざざっと投入する。白ワインではなく、和風スパの場合はやはり日本酒が良い味を出す。(豚肉を柔らかくする)

そろそろ、ゆであがりそうなパスタをかき混ぜながら、横目にフライパンも一緒に返す。これを1分ほど。すると、あと2分くらいでゆであがるぞというタイミングで、フライパンにバターを投入。フライパンを返し、固形バターがほとんどなくなった頃、醤油を回しがけ。フライパンを2〜3度また返す。

すると、パスタがゆであがり、左手にざる、右手にナベのシンクロよろしくパスタをざるに受け止める。すかさず、湯をあまり切らずにフライパンにゆであげパスタを投入。バターと醤油のいいあんばいのフライパンではいまかいまかと豚肉達もその投入を待っている。

で。パスタをフライパンに投入してから、粗塩あるいはハーブソルト(クレイジーソルトでもOK)を適量ふりかけ、パスタを箸で固定しながらフライパンを回し全体を馴染ませていく。フライパンを10回ほど回したところで一時休止。火を止め、全体の味が馴染むのを見計らって、皿に盛りつける。それに千切りにした大葉を盛りつけ完了。チーズとタバスコ適量でいただく。もちろん、しっかり火を通しているので鷹の爪も丸かじる。かなり辛くて涙が出そうになるが夏らしくて良い。バター醤油が効いて日本酒で柔らかくなったトンコマとニンニクのコラボレーションが効いた和風パスタはとてもうまい。

 

まかない支度を始めてから、約20分で昼飯の完成である。3月末の増税前にコストコで大量仕入れしたスパゲティがたくさんあるので、ここ3ヶ月ほどまかない昼飯はスパゲティが続いている。あの手この手でやっているので毎日でもまったくあきない。

このスパゲティは、日本酒、バター、醤油とサラダオイルが味噌。我流ナポリタンでも、バター醤油はかかせない。その場合は、大葉ではなくピーマンがとても良い味を出すのだ。

 

 

 


■ 第1話。初見学トリビュートソングス編集後記。

私は1982年度東京理科大学理工学部建築学科の卒業生である。今からかれこれ、32年も前のこと。その当時、4年生の時に在籍した研究室の恩師・初見学教授が大学を退任されるにあたり、お金では買えないプレミアムな贈り物を在籍生一同と企画し作成した。これはその時の編集後記である。

2014年初め、OBのTさんからメールで初見先生の退任にあたり4月にパーティーを行うとの連絡があった。同期のとりまとめを私にせよとのメール。私は初見先生の2期生。最終章の2013年度は33期にまでになっていた。彼を通して約450名あまりの未熟者が世の中に向けて、人間発射台から有無も言うことすらできずに放り投げ出されていたのだ。約450名。葉山町の町議員選挙では勝てない数字だが、一人の人間を踏み台にして巣立っていった数としては、踏み台になった方もうれしい数字だろうと勝手に。(ごめんなさい先生)労苦をしばし合掌。

1982年当時。初見先生は34歳。私は21歳である。一廻り上の兄貴という感じだった。そもそも彼の研究室に入ろうとしたのは、何か新しい風を感じたからだった。ちょっとだけまじめにやると3年生が勝手に終わり4年生になる。一学年150人はいるマンモス私立大学のトコロテン君はそこで一つ道を選択しなければならない。建築学科は、概ね計画系(意匠系)、構造系、設備材料防災系にわかれていた。私はなんとなくデザイン志向だったので、まず計画系から選択してみたところ。新任された初見先生という懐にいつも辞表を持っているというあぶない人がいるという噂を根拠もないかすかな風の便りに聞いたのだ。よっしゃ!とすかさず彼の研究室の面接会場に行く。「君は建築家で誰が好き?」との問いに「私です」とうろたえもせず堂々と答え、めでたく研究室入室OKをもらった。実のところサーフィンと麻雀ばかりしていたので頼るのは自分しか居ないというバカ丸出しな私の詭弁にすぎなかったのは今でこそ言えるのだが。そんな動機不純でバカ丸出しの私が大学生活4年目で初見先生を横目に見つつ過ごしていくと。懐辞表の兄貴のかっこよさについつい惹かれていき、建築って面白そうだなと思い始めたところで。ポン!と。世の中にトコロテンとして発射されてしまったのだった。

そんな1982年からもうすでに2014年の32年後である。私も50歳を超え先生も60歳を超えている。いつも懐に辞表をひそませ、戦うそぶり満々の初見先生も任期満了だと。だまされたかなという思いと、お疲れ様という思い。混濁するも。いずれにせよ、いまだにかっこよいのはあい変わらずで、とてもうれしく思いトリビュート・ソングスを気持ちよく作成したのだ。

32年前の学生時代。飲みに行くと。懐辞表の兄貴はさっさとバカ学生を置いてきぼりにして、女の子の席に移動したり。2次会に行くときにはポケットに手を突っ込み足早に消えてしまうことから。当時沖縄で発見された飛べない鳥「ヤンバルクイナ」にとてもその仕草が似ていて、バカ学生の間で「ヤンバルクイナ」と彼を呼んでいたのだ。そんな懐かしい思い出からこのオープニングを発想したのである。あと、やっぱり映画はオープニングロゴからはじまらないとという気持ちがあり。20世紀FOX(スター・ウォーズなど)風のオープニングロゴをつくって1982年の在籍生と共有を狙ったのである。

 

 

 

 


■ 佐山建築研究所の標準仕様:内装仕上げ編

佐山建築研究所の内装標準仕様をご紹介します。

ポイントは吸湿性能が高い仕上げを優先的にお勧めしている点です。結果として予算の順番にもなりますが、吸湿性能の善し悪しは居住性能の善し悪しにもつながります。今ではシックハウスへの意識も高まり、カビダニの発生、化学物質による健康被害も少なくなりましたが、充分に気をつけて選択したい重要項目です。

何故、吸湿性能を優先するかというと、夏の湿度が高いときには湿気を吸い込み室内の湿度を下げてくれます。冬は夏に蓄えた湿気を室内にはき出し空気に潤いを与えます。柱一本にビール瓶3本分の水分を蓄えていると言われています。デザインに加えて、居住性能を左右するポイントですので吟味したい仕様です。

 

1)無垢板(床・壁・天井)

木造では、構造材を露出する(あらわす)ことで吸湿性能がアップします。

床仕上げは、無垢のフローリングです。パイン(松)やヒノキの針葉樹系のフローリングは吸湿性能と足触りの良さ(冬は素足に優しい)に優れます。オークやチェリーのような広葉樹系は堅く床暖房の床に適します。どのような暮らし方を望まれるかによって材種が決まります。

壁、天井の仕上げは、無垢板です。杉やサワラが最も吸湿性能に優れます。お風呂場などは特にサワラが有効です。おひつなどにも使われていて殺菌作用もあり、臭いもヒノキほど強くなくお勧めです。合板でも針葉樹合板は米松をかつらむきにして積層していますので吸湿性能が期待できます。端材を樹脂で固めたOSBボードは吸湿性能を期待することはできません。また、見た目が木のように見えても塩化ビニールでできたフローリングやドアがありますが、吸湿性能は全く期待できません。当事務所では選択肢から外れます。

事例:柱・梁〜国産杉、床〜パイン無垢板、壁・天井〜針葉樹合板

横浜。木・風・Jウォークのある家

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事例:床〜杉無垢板、壁〜紙クロスおよび杉無垢板、天井〜針葉樹合板

宇都宮。風の建築

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事例:梁〜米松、床〜パイン無垢板、壁〜シナ合板、天井〜プラスターボード+塗装

平塚。風の建築

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2)珪藻土、しっくい仕上げ(壁・天井)

主に壁天井の仕上げに採用します。左官屋さんの手による仕上げで吸湿性能もさることながら、職人さんの心意気も感じられます。珪藻土は海底に堆積したプランクトンでできています。昔の七輪の材料でも知られます。これが多孔質で吸湿性に富んでいる仕上げ材になるのです。しっくいも、石灰・フノリ・わらすさなどの天然素材が原料で、化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒドを吸着分解する機能があるといわれています。また、この仕上げは建て主が自ら施工する場合もあります。その場合セルフビルドの要領などもお伝えしています。

事例:柱〜国産杉、床〜パイン無垢板、壁天井〜珪藻土

葉山。木・風・光井戸のある家

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3)布クロス(壁・天井)

価格的には、ビニールクロスよりも高価で珪藻土やしっくいと同じレベルになりますが、吸湿効果が期待できます。ビニールクロスはもっとも安価でデザインも豊富ですが、吸湿性能は全く期待できません。壁天井全てを布クロスで仕上げると吸音効果もありしっとりとした音場の空間になります。また、工期の少ない場合左官工事の珪藻土などよりは工期短縮することができます。

事例:柱・梁〜集成材、床〜パイン無垢板、壁天井〜布クロス

茅ヶ崎。木・風・青空のある家

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4)紙クロス+塗装(壁・天井)

価格的には珪藻土・布クロスと同等になりますが、色は自由に選択できますので色彩デザインの自由度が高まります。

事例:壁〜紙クロス+塗装

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5)和紙(壁・天井)

モダンでシンプルな空間に和の味わいを加えることができます。上品な空間に仕上がります。

事例:柱〜ヒノキ、床〜本畳、腰壁〜シナ合板、腰壁上〜和紙、天井〜杉板

湘南台。木・風・離れのある家

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6)プラスターボード+塗装

ローコストかつシンプルに仕上げたい場合の仕様です。

事例:梁〜米松、床〜パイン無垢板、壁・天井〜プラスターボード+塗装

葉山。木・風・丼の家

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他の作品はこちらでご覧ください。

サイト:vivid-style.com > デザインの特徴 > 15.作品集

 

 

 


■ 車にまつわるエトセトラ

現在、乗っている車は所有期間14年、走行12万キロを超え、まだまだこれから20年20万キロを目指そうと乗り続けるつもりだった。それが最近、定員5名に対して5名乗ると後部座席が狭く感じられるようになり、消費増税のタイミングも重なり、5名が窮屈せず乗ることができる車の検討をはじめた。また、あなたの車はエコ的ではないので毎年の自動車税は全く減税の対象になりませんよとハガキでおカミが通告してきていて、まんまとおカミの政策にのることとなったのだ。私の個人的な趣味の車であれば、ヘビーデューティーな4躯車を洗車もせずがりがりと乗りたいところだが、きっかけは「5名窮屈せず」といったことなのでその線で探りを入れていくことになった。

ところで、私の車遍歴を備忘録としてメモる。

・1台目(1979年〜1982年頃):ステップバン(ホンダ)〜記念する所有車1台目。大学生の足として、通学とサーフィンに使用。軽でありながらフラットな荷室を土足厳禁にし、着替えや仮眠にと重宝した。

・2台目(1983年頃):ビートル(フォルクスワーゲン)〜友人から3万円で買い受けたぼろぼろの車。意外とエンジンは良く回り、毎日松戸から房総半島へ往復していた。

・3台目(1985年頃):シティ(ホンダ)〜休日にちょい乗りするだけなので、燃費と小回りを優先した。マッドネスの「ホンダホンダホンダ〜」のCMが懐かしい。

・4台目(1987年頃):ゴルフ(フォルクスワーゲン)〜買い物用の足として。あるとき思いっきりハンドルを切ると「バキッ!」と音がして操作不能に。そのままお釈迦になる。

・5台目(1990年頃):ライトエース(トヨタ)〜家族旅行も視野に入れた当時のミニバンタイプ。初めての新車。デリカ4躯との比較でやむなくこの車に。

・6台目(1993年頃):ランドクルーザー40(トヨタ)〜岩手の出張先で出会う。そのまま盛岡から乗って帰る。よく走りウインチ操作も面白かった記憶に残る車。関東地区ではディーゼル車の規制が始まり乗り換えに至る。

・7台目(1994年頃):チェロキースポーツ(ホンダ)〜ホンダが扱うクライスラーの車。燃費3km/L弱と燃費に苦しめられ1年ほどで手放す。新車購入時の半分以下で放出。

・8台目(1995年〜1997年):300TDTディーゼル(メルセデス)〜同車を所有している友人から燃費の良さを聞き即乗り換える。ディーゼルにもかかわらず、高速走行のスムーズさと燃費に魅了される。軽油15km/L程度だったと記憶。エアコン不良で廃車に。この頃から、普段使いのサンダル君(軽トラ)との2台所有になる。

・9台目(1997年〜2001年):280TE(メルセデス)ステーションワゴン〜燃費の良さで同じ車種に乗り換え。九州の現場や屋久島まで葉山から往復した。どっしりと安定感があり高速走行も苦にならない良い車だった。エンジンのピストンが摩耗してオイル燃焼が始まったため乗り換え。走行距離20万キロを超えていた。

・10台目(2001年〜2014年):C200(メルセデス)ステーションワゴン〜前者に比べて軽い感じになるが、燃費と走行性能は変わらず良い。とてもしっくりときたのか所有歴最長不倒。まだまだ乗りたかった。この間軽トラは4台ほど乗り継ぎ、現在はホンダの軽バンとの併用。

ざっと振り返ると、ホンダ、VW、トヨタ、メルセデスを相棒として選択してきたようだ。その時々の目的に応じて選択されたようで、当時のライフスタイルを物語るが、総じて、走行性能、燃費、荷室の折り合いが良い車に乗り継いできたように思う。さて、今回はどうか。全く同じ指向性であろうか。

現在の所有しているガソリン車に乗り始めた14年ほど前、ハイブリッド車なる電気+エンジンを搭載した車が登場した。気になっていた。当初から、知り合いが社用車としてプリウスに乗りその性能を賛美していた。結果として燃費が良い車は、有限な化石エネルギー消費量が減り地球にローインパクトなことは理解していた。興味を持ったのはその辺にあった。しかし、そのプリウスは荷室が小さくバーニーズマウンテンドッグが家族にいた当時では全く視野に入らなかった。今回も面白そうな車だが荷室がネックになると思っていた。ところが、調べ始めるとプリウスのワゴンタイプそれも7人乗りが2年ほど前に登場していたのだ。昔密かに好きだった娘が良い感じに年齢を重ね私の好みの女性に変貌を遂げていたかのように次世代候補車としてすっと視野に入ってきたのだった。彼女に目もくれず口説き始めてもっと良い子が居たと後悔してはならぬと手探りであたりをゆっくりと見回した。何気なく飛び込んできたのが、PHEVなる電気自動車。身なりはミドルサイズの4躯車だが、電気だけで60kmは走るという。それも充電スタンドがなければガソリンで発電して走り続けることができるという。プロのインプレッションも見ると4躯車の性能は充分で、電気自動車の静かな走りもできると。その電気容量は災害時、家庭用の電気量10日分に相当する蓄電能力があるともあった。未来志向の全く新しいスタイルの車のようだ。5人乗りしかないが未来志向の電気自動車かあ!とグラッと気持ちが揺らいでいるときに、7人乗りで燃費15km/Lのガソリン車が目にとまる。フォルクスワーゲンのミドルサイズミニバンだった。また、ホンダのミドルサイズミニバン6人乗りも横目に入ってきた。一通りラインナップが出そろった。まずは5人を超える定員を持つものに絞るも4躯の電気自動車には興味が尽きず試乗に至る。その走りは面白いも皆が口をそろえて言うように、かつ売りたくないのではないかと思えるくらいにデザインが良くない。乗る面白さはあっても所有する面白さに欠けた。災害時に威力を発揮するとは言え、心をつかむには至らなかった。やはり定員5人を超える車に絞った。

焦点は3列目シートの居住性と燃費。メルセデスの3列シートでステーションワゴンタイプにも惹かれたが、価格と燃費が求めるものと違い脱落。VWの3列シートはあくまでもエマージェンシー対応でしかなく視野から外れる。ホンダのミドルサイズミニバンのハイブリッド車は、3列シートはそこそこ居住性は高いが総合的な乗り心地は軽トラの域にとどまった。結局、3列シート車では一番の燃費を誇ったトヨタのハイブリッド車に軍配が上がる。街を見渡すと至る所で走っている。レアな車を所有する喜びはほとんど無いが、実用車として所有する喜びはありそうだ。

話は変わるが、薪ストーブを選択する際も同じような視点がある。オープンタイプのマントルピースや焚き火の炉台型は家の中が暖まりにくく、薪の消費量も多い。給気制御型の薪ストーブも車に劣らず、様々なタイプがある。再安価の薪ストーブは燃焼室で焚いてそのまま煙を煙突から放出させ、燃費も悪い。もうかれこれ30年以上も前から、クリーンな排気と高燃費の薪ストーブが開発されていて、価格はそこそこ高いが実用性は高い。そのタイプは庫内で燃えた薪の煙をもう一度燃焼させて、薪の持つ潜在的な熱エネルギーを高能率で引き出そうとするのだ。触媒を使い煙を別室で再燃焼するもの、薪と同じ庫内ではあるが上部に給気し煙を再燃焼させるもの、などなどその種類も多様化している。それぞれ一長一短あるが、触媒タイプのものが薪から取り出す熱エネルギーが最も高いとされている。我が家にやってきた車のディーラー担当者は、薪ストーブってこんなに暖かいものなんですねえと感心していた。その営業マンの家にもオープン型の薪ストーブがあるという。火が着いているときは暖かいがこんなに暖かくなりませんし、すぐに薪が燃え尽きてしまい薪がいくらあってもたりませんと。お宅の薪ストーブは焚き火台で、ガソリンをジャブジャブ食ってブオーンと走って行く一昔前のアメ車のような感じですかねえ。この薪ストーブは同じガソリン量でも最大限にそのエネルギーを引き出して燃費が良くなる御社のハイブリッド車と同じようなものですかねえと私。

すまいも同じこと。自然エネルギー(太陽や風)を最大限に取り込み、それを外に出さない(断熱性能)ようにして、できるだけクリーンなスタイルになっていっている。設計者の意識がそこにあるかどうかで、その辺の居住性能は変わる。デザインが良くても、価格が安くても、造り手側にその意識がないと居住性は劣ってくる。これからはいかに低燃費で居住性が高く、長く住み続けられるかという視点がもっとも必要ではないか。車も薪ストーブも、ましてや投資が一番大きいすまいもまったく同じ視点なのだと再認識しているところ。すまいの形は多視点的に多様な選択肢の中から厳選されひとつの形となって現れてくるが、今後高性能で心地よいこととは、実はデザインだけではなく、昔からのやり方と技術の融合により燃費の良さを結集させる方向にあるのではないか。私は少なくとも車を選択するにあたりデザインよりもそちらを優先させたのだ。

 

 


■ USA2000走破 四日目2013.10.04メモ

▼2013.10.04 (写真はグーグルマップから引用)

前夜22:00過ぎ、宿泊地サンノゼのモーテル6に到着。どのくらい走れるかわからなかったので、目標地点のモーテルを事前に日本でチェックしていった。目標地点の半径200Kmほどのめぼしいモーテルの住所を控えていったので迷うことなく第一チェックポイントに入ることができたのだ。

ネット環境はWiFiだけだったので、車を運転している間はもちろん、パーキングエリアや街の中ではかなり情報検索が限られる。GPS付きの車であればそれで検索できるが、時間を節約するためには事前チェックすることが肝要だ。

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▼2013.10.04 11:35

この日のちょいと観光は、アップル本社。いずれ宇宙船のような本社屋に建て替えられるそうだが、ファサードの改修中で養生シートに包まれていた。本社前にはアジア系の観光客が多かった。

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▼2013.10.04 11:47

本社内のアップルストア。部外者はここまでしか入ることができない。入ると5〜6人のチャイニーズが店員に向かって「iPhone5sはないのか!!」と騒いでいた。彼らはどこに行っても大声でお行儀が良くない印象。

レジ付近は日本のアップルストアとそれほど印象が違わないが、商品はアップルマーク入りアパレルが豊富で日本と違う。マック本体やハードが全く売っていない。観光客相手の商売といった感じ。

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▼2013.10.04 12:15

クパチーノ。アップル本社裏手の住宅街を歩く。ロサンゼルス市内の住宅街と違って、鉄格子がほとんどない。隣地との塀もなく安全な街であろうことがわかる。デザイン的には見るべきものはほとんどないが、道路の広さには驚く。ここに限ったことではないが、とにかく住宅街の道路は広い。国土が広いこともあるが、街全体は車優先で造られている。

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▼2013.10.04 12:42

増築の現場があったので、ちょっと覗いてみた。まあまあ、かたづけられていることからわかるように現場内部もそこそこの仕事をしていた。仮設トイレは日本と同じで何故か感心する。

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▼2013.10.04 10:53

アップル本社付近の住宅街散策を終え、ロサンゼルスへ向けてフリーウエイに乗る前に腹ごしらえ。ちょいと目の端にアジア系のスーパーマーケットが目に入る。その端にベトナム料理屋があった。気軽にランチがとれそうなので入る。客層はアジア系とその他で半々程度。フォーを注文。待っている間メニューを見ているとチャーハンもうまそうだったので追加注文。ウエイトレスに注文しようとすると「あんた、さっき頼んだでしょ!」と素っ気ない。いや「add!」というと渋々「OK」と。やる気のなさそうなベトナムおねーちゃんだった。

それでも、フォーとチャーハンはとても美味しく、アップル本社に行って付近で食事をする場合はおすすめできる。

Pho Minh

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▼2013.10.04 13:30

Pho Minhが入っているスーパーマーケット。アジアの食材がほとんどそろっていた。赤いきつねから伊藤園のお〜いお茶まで。鮮魚も豊富だったが、マダイよりも黒鯛の方が値段が高かった。価値基準は日本と違うようだ。

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▼2013.10.04 15:47

サンノゼからロサンゼルスへ向けて国道101号線を南下。トイレ休憩でゴンザレス付近でフリーウエイを降りる。この手のコンボイが多く、日本のトラックと比較にならないスケールに圧倒される。

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▼2013.10.04 15:52

荒野の廃墟ストア。このような風景にもっと多く出会えるかと思いきや、ポートランドからロサンゼルス間ではあまりなかった。廃墟好き、工場好きの私としては少々残念。このたたずまいは旅愁をそそられる。

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▼2013.10.04 20:17

夕方国道101号線は一度海沿いに出た。PismoBeachという街。とある住宅街で夕陽が沈むのを確認し、ロサンゼルスに向かう。PismoBeachを出たところでいきなり山道になる。ガソリンメーターは半分ほどを指していた。ガソリンスタンドがあったら補給しようと思い始めたが、山道は終わる気配がない。全く人気の無い道は延々と続き、だんだん心細くなる。PismoBeachで補給すれば良かった。アメリカではガソリン残量が半分になったら補給は必須だ。100Kmくらい走っても街もガソリンスタンドも全く現れなかった。

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ガソリン残量10%を切ったあたりでやっとガソリンスタンドにたどり着く。アメリカのガソリンスタンドはほとんどセルフ給油だ。田舎の方では、クレジットカードを入れるとそのまま給油できたが、街に近いスタンドでは、クレジットカードを入れるとZIPコードを聞いてくる。ZIPコードって、郵便番号か?と思い店の人につたない会話で聞くもまったく会話が成立せず。あーだこーだしていると50$払えという。前金なんだろうと思い、払って給油して戻ってくるとおつりをくれた。

日本に戻って調べてみると、そのような場合、日本の郵便番号の頭に「00」を足して打ち込むとクレジットカードでセルフ給油できるとあった。やれやれ。調べていけば良かった。

それと、日本のセルフスタンドでは給油中ノズルは手で持っていて満タン近くなると自動でとまるシステムだが、アメリカでは様子が違った。初めて入れたとき、様子がわからずノズルを持ったまま、まだ満タンにならないのかなあと思いつつあしもとを見るとガソリンが大量にあふれていた。次のセルフ給油時に店員が教えてくれたのだが、ノズルの握るところにストッパーが付いていてそれを手動で操作し、自動給油し満タン近くになるとストッパーがきいて止まる仕組みなのだ。慣れればなんてこと無いが、日本と操作方法が違うので要注意だ。

しかし、1ガロンハイオクで91セント。すなわち、1$100円でざっくり計算すると、24円/Lだ。日本の1/6以下。5000ccのムスタングでがんがん走っても、ガソリン代はあまりかからないなと実感するわけだ。日本はガソリンが高すぎる。

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▼2013.10.04 23:00

国道101号線をロサンゼルスに向けて70〜80マイル/時でひた走る。ロサンゼルスに近づくにつれ、片側2車線からどんどん車線が増えていき、片側4車線になる。この日の行程2/3を消化したあたりで、頭はランニングハイ状態。苦も無くハンドルを握るのが楽しくもなく。ゆきかうヘッドライトとテールライトを眺めているうちに、中島みゆきの曲を頭の中で口ずさんでいた。

語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ 紛れ散らばる星の名は 忘れられても ヘッドライト ・テールライト 旅はまだ終らない

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▼2013.10.04 23:00

遅い晩飯。シーフードを狙った。少々高かったが、サンタモニカの味を試す。ここでも勉強。クレジットカード払いの場合チップも金額を書き込めばそれでOKとロサンゼルスの友人建築家から教えてもらっていた。よしよしとよく読まずに15%程度をチップとして書いた。しかし、戻ってレシートをよく見ると既に「included gratuity」と書かれていて手書きの15%を足すと30%もチップとして払ったことになるようだ。まあ、何事も体験しなくちゃ体得できないのだ。

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▼2013.10.04 走行ルート

サンノゼ〜ロサンゼルス

走行距離:約382マイル(614Km)

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10.01 + 10.02 + 10.03  + 10.04  四日間合計 1292マイル(2067km)

 

今回の旅で思ったことメモ。

結果として、四日間で2000Km以上走った。そのうえでの感想はアメリカはとてつもなくでかいということ。生活するとして日本と比べるとどちらが良いかは言うまでもないが、得体の知れない底なしの可能性を感じたのだ。これでは、アメリカを敵に回して戦うことは無謀というものだと体で感じた。

高校生の時にカルチャーショックを受けた雑誌ポパイのライフスタイルは今では強烈に感じることはなかった。しかし、空と地平に飲み込まれていくように続く気の遠くなるような一本道をひた走っているときは、アメリカンサイズのモーターホームやSUVが多く、サンフランシスコやロサンゼルスの街では、プリウスクラスの普通車が多く日本と変わらぬ風景だった。アメリカの田舎では日本サイズでは見られない悠々としたカーライフスタイルがあることを知った。そして、焦ってかっ飛ばしている車は私だけだったことも記憶に残ったのだ。

 

 

 


■ USA2000走破 三日目2013.10.03メモ

▼2013.10.03 8:00

WaldPort/KOAコテージ横の河口。釣りボートが浮かんでいる。サーモンかスチールヘッドか。流れが効いていて良い感じだった。昨夜のプランでは橋桁付近にアプローチし、その陰に潜みベイトを狙っている奴と遊ぼうと思っていた。しかし、降りることができず断念。

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▼2013.10.03 8:25

車で下流に移動し、キャスティング。風が強く、気温も低い。ロサンゼルスあたりは20℃以上あるというのに、この日は5℃くらいしかない。数投して気配がないのでとっとと引き上げる。この日は1000Km以上の長距離走破を予定しているので潔く岸辺をあとにした。

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▼2013.10.03 9:32

キャビンに戻ると、モーターホーム群も、のそのそと朝の移動を始めていた。この日は宿泊地のWaldPortからApple本社があるSanJoseまで走る予定だったので、宿は決めていなかった。それは、走行距離1051Km、所要時間13時間ほどということだったが、本当にそこまでたどり着けるかわからなかったから。行けるところまで行って泊まれるところで泊まろうと考えていたのだ。

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▼2013.10.03 10:52

走り始めると、日本では見ることのできない不思議な光景がしばしば見られた。3階建てビルくらいの高さの針葉樹が道の両側に枝を張り出し隙間無く立ちはだかり、空が異様に狭く、その底を這うようにまっすぐ続く道はしんとして暗く、まるで海底を思わせた。人気が全くなく、少し心細くなる。

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▼2013.10.03 12:39

ただ、ひたすら走る。101号線は、自然豊かな狭い片側1車線だったが、5号線に出ると雄大な大地をただひたすら走る。雲の流れの方が早いなあと思いながら、80マイル/hくらいでただひたすら走る。こっちのひとは割と皆安全運転だった。私一人が、地の果てまで急ぐように80〜100マイル/hで走っていたのだ。ロサンゼルスの建築家からは結構スピード違反でつかまるから気をつけるようにと言われていた。幸いポートランドでシェリフを見かけただけで、フリーウェイではお目にかからなかった。

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▼2013.10.03 13:34

走り始めて4時間ほど。数回、ガソリン補給と休憩でフリーウェイ横のパーキングにピットイン。オレゴン州の5号線は、この手の車がとても多い。土地柄か小さい日本車はほとんど見かけなかった。この車も大きなキャンピングカーなのだが、運転席に乗り込もうとしているのは白髪のおばあさん。80歳は超えているようだ。遠くに移動しているのか、近くに住んでいてサンダル代わりにこの車を運転してやってきたのか、見分けが付かなかった。それくらい普段着っぽい車の扱い方だった。さすがだな。と思わずぱちり。

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▼2013.10.03 14:54

この時間でまだメドフォード付近。針葉樹林から広葉樹が混じるようになる。まだこの日の走行工程の半分も走っていない。まだ、オレゴン州なのだ。フリーウェイ横のパワーセンターでトイレとコーヒー休憩。バスボートを牽引するランクルを発見。街が近いせいかSUVやキャンピングカーよりも、普通車が多く見られるようになる。それでも、オレゴン州は大型サイズのSUVがまだまだ多かった。

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▼2013.10.03 16:06

走れど走れど道は地の果てまで続いていた。すると突然あるカーブを曲がると富士山もどきが姿を現した。ほんとにまるで富士山のように冠雪したその山は、かなり大きかったのか走れど走れどその大きさは変わらなかった。そのもどきを目にしてから、2時間以上は目の片隅にその存在感を誇示していた。あとで調べるとシャスタ山という山であり、その日の走行工程のちょうど中間地点に位置する山のようだった。

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▼2013.10.03 18:28

地平線に見えなくなるまっすぐな道を、ただ黙々と右側斜線を走るトラックやトラックを抜いていった。やがて夕暮れていくも、ただひたすら黙々と走るしかなかった。この右手のトラックの右側に低い丘のような山が大きく横たわっていて、その100km先には太平洋が広がっている。そこに日が沈んでいくのだろう。その丘をシルエットにして夕焼けが長く続いた。これも感覚的に日本では味わえない長さではないか。時間はアメリカでも日本でも平等であるはず。黙々と運転しているその状況がそう思わせたのか、日本にはない地形がそう思わせたのか。不思議な時空がしばらく続いた。この道は3時間ほどまっすぐだったような気がする。日本では味わえない時空だ。

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▼2013.10.03 19:03

いよいよ暮れていく。この空と地平の中に飲み込まれていくようなのっぺりと変化のない道には外灯なんて全くなかった。暗くなりはじめは少々不安に思ったが、慣れてくると意外になんともなかった。それは、道路に描かれている白線に反射版が埋め込まれていて、暗くなるとヘッドライトに照らされたその反射版がとても気の利いたガイドになっていったのだ。合理的で、エネルギーを使わない良い方法だと感心する。も。まわりにまったく光がないので有効なのだと気がついた。道路周辺に街の明かりが散在すると、反射版もうまくガイドできなくなるのではないかと。

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▼2013.10.03 21:50

なんとかようやくやれやれ、本日最終到達目標地SanJozeちょい北のサンフランシスコまでやってきた。ここまで約12時間。ちょいと寄り道、観光気分でゴールデンゲートブリッジを渡って引き返すことに。夜なので詳細はわからなかったが、なるほど、横浜ベイブリッジ、瀬戸大橋の原型らしいたたずまいだった。ここでこの日予定している走行距離の9割は走破していた。ここまで来るとランニングハイに近い(のであろうと想像する)、いい感じの興奮状態が続き、苦痛も疲労もなくルンルンとSanJoseに快走して行ったのだ。22:30頃SanJozeのモーテル6に滑り込みチェックインを済ませ、コンビニで酒とつまみを仕入れ、軽く一日を振り返り泥のように眠った。

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▼2013.10.03 走行ルート

ウォルドポートKOA〜サンノゼ

走行距離:約657マイル(1051.2Km)

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10.01 + 10.02 + 10.03  三日間合計 910マイル(1456km)

 

 

 

 

 

 


■ USA2000走破 二日目2013.10.02メモ

▼2013.10.02 9:10

朝、テーブルにルームキーとチップを置きCascade Locks / Portland East KOAを出発。ポートランド市内に向かう。

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▼2013.10.02 9:30

ハイウエイにあがる前にちょいと立ち寄る。橋桁にネイティブの絵。車で走っていると鉄橋がおもしろい。それぞれの時代のデザインがあり迫力がある。

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▼2013.10.02 10:10

ハイウエイに乗り、左車線を調子よく10マイル超え(80マイル/h≒130km/h)で走っていると、右車線を走っている車が目の端に写った。一瞬『緑色?sheriff??!うわっ』と速度を落とし、右車線に移動し、後部につけた。白黒に赤いサイレンを積んだ車しかなじみがないが、瞬時に機転が利き事なきを得た。やれやれ。

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▼2013.10.02 12:15

ポートランドは車よりも、ロードバイク、電車などのCo2排出が少ない乗り物を積極的に取り入れようとしているらしい。そうは聞いてきても、車は多かった。しかし、セグウエイで観光ツアーしている様子を見て、さすがポートランドだなと感心する。が、歩いた方がダイエットにいいかも。

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▼2013.10.02 12:17

1982年に建築されたポストモダン建築の代表作品。マイケル・グレイブスの設計。全体的な印象は、色と形でデザインされたためか、熟して良い感じとなってはいなかった。手入れをしっかりやっていかないと色と形のデザインだけでは、経年変化に耐えられないのだろう。やはり年月を経て熟すことによる良い味を出してくるのは自然素材に軍配が上がるか。

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▼2013.10.02 13:44

この夜は、太平洋沿岸部で宿泊する予定だったので、翌朝ちょいとサーモンかスチールヘッドに遊んでもらうことにしていた。羽田でデルタ航空の手荷物制限の枠に引っかかりロッドケースを一つ置いてきていた。加えてスーツケースに忍ばせておいたパックロッドの穂先が、今朝数投でポキリといってしまったためポートランド市内をでる前に新たなパックロッドを物色。まあ、上州屋のアメリカ版のような店に行く。驚いたのは、釣り用品の売り場の脇で、ライフルを売っていたこと。なにげに買っている人も居て、背筋がざわつく。

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▼2013.10.02 13:55

ついでに正しくサーモン君とスチールヘッド君に遊んでもらうために「フィッシング・ライセンス」も購入。二日分で、31$。3000円強。そんなもんだろう。ライセンスを購入し、ガソリンを入れ、今日の宿泊地Waldportへ向けて出発する。

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▼2013.10.02 18:00

州間高速道路5号線を南下し、コーバリスあたりで国道20号線を西に向かう。100km弱、森林地帯を走り、太平洋に出る。ニューポート・ジャズ・フェスでも有名なニューポート。スーパーで買い物をし、街を見ることも無く宿泊地に向かう。街を出て湾岸を走り出し大きな橋をわたるところで左側対岸の山肌に街がへばりつき、とても美しい街のようだ。時間があれば街をぐるっと一走りしたくなるが、暗くなりそうなのであきらめる。

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▼2013.10.02 18:00

Waldport/Newport KOAに到着。今夜もポートランドで買ったステーキを食う。500gの一枚にしておく。
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▼2013.10.02走行ルート

カスケードロックス〜ポートランド市内〜ウォルドポートKOA

走行距離:約193マイル(308.8Km)

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10.01 + 10.02 二日間合計 253マイル(404.8km)

 

 

 

 


■ USA2000走破 一日目2013.10.01メモ

このメモは、2013年10月01日〜2013年10月04日、3泊4日でポートランドからロサンゼルスまでレンタカーで走ったときのものです。この旅の目的は約40年ほど前に私をつかんだポパイの創刊号で見たアメリカ西海岸のライフスタイルの輝きは今でもあるのかということを見聞に行くものでした。実際に北から南へ約2000Kmほど走ってみて、飛行機&ホテルとは違う生活者目線に近い旅となり、現在のライフスタイルを肌で感じることができました。国土、街、建築、食、車、フィッシングを通じて感じたことをメモしておきます。

 

▼2013.10.01 8:42

前日の夕方到着したホテル。前夜はロサンゼルスに住む元ジョンジャーディー事務所の副社長と友人のグラフィックデザイナーと夕食。両日本人から旅の心得を学ぶ。朝、周辺を小一時間ほど散歩。緑が多いのに驚く。

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▼2013.10.01 8:50

住宅で鉄格子が多い街は犯罪が多いと教わる。2階の窓まで格子がある。

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▼2013.10.01 14:35

正午ロサンゼルスからポートランドに飛ぶ。約2時間。着陸直前コロンビア川に突き出た住宅群を見下ろす。本物のボートハウスだ。日本にはない。

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▼2013.10.01 15:10

空港でレンタカーを借りる。日本で予約していったSUVは出払っていて、思わぬムスタングと旅することになる。日本語対応のカーナビを最優先したため妥協。現地ではカーナビとは言わずGPSという。Herzのジャパニーズ対応GPSは慣れるまでに時間がかかるが結構優秀。結果として、ムスタングもきわめて優秀だった。

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▼2013.10.01 15:45

ポートランド市内。スタンプタウンコーヒー。地元に支持されているブランド。地元の結束が高いポートランドでは、スタバなどの外食産業はなかなか誘致されないと事前に聞いて行くが、スタバは街の中心部にはたくさんあった。

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▼2013.10.01 16:34

街全体が低く、針葉樹の方が背が高い。ヒューマンスケールな街。北海道の風景にとても近い。緯度的にもほぼ同じで太陽の入射角も等しく、そのせいもあり郷愁をそそられた。

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▼2013.10.01 18:01

ポートランド中心部のSafewayで仕入れ。全てが地元農家産。地産地消が街のアイデンテティ。

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▼2013.10.01 19:37

この日の宿泊地、Cascade Locks / Portland East KOAに到着。KOAは日本からどこのキャンプグラウンドも予約できて安心。グレードも一定している。クレジットカードで予約しておけば、夜遅く到着しオフィスが終わっていても、このように入口ドアにルームキーをテープで貼っておいてくれる。翌朝出発が早ければ、ルームキーをダイニングテーブルに置いておくだけでOK。合理的なシステム。

KOAサイトトップ

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▼2013.10.01 20:10

Tボーンステーキを自分で焼きたくてキャビンを選択した。以前、シアトルにいた友人宅で食べた味が忘れられなかった。このTボーン約100円/gで、1枚500円。2枚で1000円。さすがに一人で1Kgを食べると翌日昼まで満腹感が継続。うまし。

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▼2013.10.01走行ルート

ポートランド国際空港〜ポートランド市内〜カスケードロックスKOA

走行距離:約60マイル(97Km)

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■ 湘南テラス106街区デザイン開始

2013年9月21日以降販売予定の土地に下記のご家族を想定して6区画のデザインを始めました。すべて風の建築です。

・映画と本をこよなく愛する4人家族のすまい
・アーティスト夫妻の3人家族と犬一匹のすまい
・ホームオフィス併設の3人家族とご両親との2世帯住宅
・釣り好き、料理好き、アウトドア好きのお父さんが居る4人家族のすまい
・車をこよなく愛する3人家族のすまい
・工房がある4人家族のすまい

松浦建設

家族想定にリクエストがあればコメントしてみてください。
採用される場合があります。


■ 聞き覚えのある映像だ

 
 
俺はどこに向かっていくのだろう
高校生か大学生の頃の遠い記憶の…ようだ
 
 

 
 
この曲はライ・クーダーだとは思っていた

 
 
原点はここだったのか!それは今知った

 
 


■ ヘビーデューティーとは何か

 
ヘビーデューティーと言い
ヘビアイと言う
いったいこれは何なのか
我々の生活ととこでどうかかわるのか
それは我々に何をもたらすのか
 

 
ヘビーデューティーを我々が意識したのは米国に始まる。その米国で、ヘビーデューティーとは「丈夫な」でしかないだろう。それ以上の意味をそこへくわえるのは輸入国の考えすぎかもしれない。けれども、居直るわけじゃないが、それで良いと思うのだ。ヘビーデューティーという言葉の背景には「丈夫な」というだけではとても説明しきれない意識や生活がある。我々が知りたいのはそれであり、この本の目的もそこにある。
 
つけ加えの第一は、ヘビーデューティー、イコール「本物」ということ。ヘビーデューティーとは物の本質をふまえたもの。その目的を良く満足させるもの。必要でしかも充分な物、よく機能するもの、つまり本物のことなのだ。だから、ヘビーデューティーの良さや美しさは、もの本来の姿そのままの中にある。当初の目的以外の作為や付加価値はヘビーデューティーにはいらない。また、本来の姿だからこそウソではない本当の美意識が宿るのだ。本物の趣味性が入り込めるのだ。カヌートリップのときのフェルト帽子は絶対にダークグリーンでありたいというのも、クライミング・ブーツのレースは赤ときめつけるのも実にそこからきているのだ。
 

1977年発行「ヘビーデューティーの本」小林泰彦著より引用
 
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私のデザインする建築の根底に流れる思想の源流だと再認識した。
今まで良く私が好んで使ってきた「船舶用照明」もヘビーデューティーそのものだ。華美な装飾は一切ない。我が家の築後15年を経たその照明器具は潮風にさらされクロムメッキに緑青のようなカビが生えてきて存在感が出てきた。「照らす」「壊れない」「電球を水からまもる」というシンプルな本来の機能はまったくくたびれず、それはまさにヘビーデューティー・ギアなのだ。
 
 
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■ 名も無い小説家がこんなことを言っていた

「歌はへただが、信用できそうな男であった。」

彼はマーラーの9番について真剣に語り合える奴はいないとも。
「ベートーベンの9番までなら、ベームとショルティで語り合えるぞ!」とは言ってみたもののマーラーは…?だった。
おそらく、私ははまっていくとおもうマーラー。
名も無い小説家と場末の飲み屋でマーラーを語れるようになれるか。
すぐになりたいマーラー語り。

おもしろい。それが人生ってものですかねえ。

http://youtu.be/tFfYn85ZmWQ


■ どこに向かっていくのか

サイトデザインを更新しました。
 
1999年3月からはじめたWebSiteも、これで五つ目くらいのスタイルになりました。
最近、HomePageBBSでのコミュニケーションやBlog内コメントによるコミュニケーションはかなり少なくなりました。
主に、facebookやtwitterのSNSでの会話が主流です。
ただ、その人が何を考え、何を見据えているのかという発信はBlogやHomePageの方が伝わると考えています。
また、書きっぱなし、つぶやきっぱなしのSNSよりも履歴として残ります。
 
今私は、「原点に返る」ことを掘り下げようとしています。
それは「ポパイの創刊号」に始まり現在の建築創造に至るまで私を動かしてきた思考エネルギーは何だったのか。
何に向かおうとしてきたのか、何がエネルギーの根源だったのか、そしてそれは今後も続いていくものなのか。
 
平塚で6区画の住宅の全体デザインをするプロジェクトが動き出しました。
住民と一緒にデザインしたいと考えています。
そのために私自身の中で、その街はこれからどの方向に向かうべきなのかを原点から絞り出したいと考えています。
 
 
オーセンティックでシンプルに。そして海の香り
(2013年8月1日 旧WebSite vivid-style.comより)