■ USA2000走破 三日目2013.10.03メモ

▼2013.10.03 8:00

WaldPort/KOAコテージ横の河口。釣りボートが浮かんでいる。サーモンかスチールヘッドか。流れが効いていて良い感じだった。昨夜のプランでは橋桁付近にアプローチし、その陰に潜みベイトを狙っている奴と遊ぼうと思っていた。しかし、降りることができず断念。

20131003_01

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 8:25

車で下流に移動し、キャスティング。風が強く、気温も低い。ロサンゼルスあたりは20℃以上あるというのに、この日は5℃くらいしかない。数投して気配がないのでとっとと引き上げる。この日は1000Km以上の長距離走破を予定しているので潔く岸辺をあとにした。

20131003_02

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 9:32

キャビンに戻ると、モーターホーム群も、のそのそと朝の移動を始めていた。この日は宿泊地のWaldPortからApple本社があるSanJoseまで走る予定だったので、宿は決めていなかった。それは、走行距離1051Km、所要時間13時間ほどということだったが、本当にそこまでたどり着けるかわからなかったから。行けるところまで行って泊まれるところで泊まろうと考えていたのだ。

20131003_03

 

▼2013.10.03 10:52

走り始めると、日本では見ることのできない不思議な光景がしばしば見られた。3階建てビルくらいの高さの針葉樹が道の両側に枝を張り出し隙間無く立ちはだかり、空が異様に狭く、その底を這うようにまっすぐ続く道はしんとして暗く、まるで海底を思わせた。人気が全くなく、少し心細くなる。

20131003_04

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 12:39

ただ、ひたすら走る。101号線は、自然豊かな狭い片側1車線だったが、5号線に出ると雄大な大地をただひたすら走る。雲の流れの方が早いなあと思いながら、80マイル/hくらいでただひたすら走る。こっちのひとは割と皆安全運転だった。私一人が、地の果てまで急ぐように80〜100マイル/hで走っていたのだ。ロサンゼルスの建築家からは結構スピード違反でつかまるから気をつけるようにと言われていた。幸いポートランドでシェリフを見かけただけで、フリーウェイではお目にかからなかった。

20131003_05

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 13:34

走り始めて4時間ほど。数回、ガソリン補給と休憩でフリーウェイ横のパーキングにピットイン。オレゴン州の5号線は、この手の車がとても多い。土地柄か小さい日本車はほとんど見かけなかった。この車も大きなキャンピングカーなのだが、運転席に乗り込もうとしているのは白髪のおばあさん。80歳は超えているようだ。遠くに移動しているのか、近くに住んでいてサンダル代わりにこの車を運転してやってきたのか、見分けが付かなかった。それくらい普段着っぽい車の扱い方だった。さすがだな。と思わずぱちり。

20131003_06

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 14:54

この時間でまだメドフォード付近。針葉樹林から広葉樹が混じるようになる。まだこの日の走行工程の半分も走っていない。まだ、オレゴン州なのだ。フリーウェイ横のパワーセンターでトイレとコーヒー休憩。バスボートを牽引するランクルを発見。街が近いせいかSUVやキャンピングカーよりも、普通車が多く見られるようになる。それでも、オレゴン州は大型サイズのSUVがまだまだ多かった。

20131003_07

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 16:06

走れど走れど道は地の果てまで続いていた。すると突然あるカーブを曲がると富士山もどきが姿を現した。ほんとにまるで富士山のように冠雪したその山は、かなり大きかったのか走れど走れどその大きさは変わらなかった。そのもどきを目にしてから、2時間以上は目の片隅にその存在感を誇示していた。あとで調べるとシャスタ山という山であり、その日の走行工程のちょうど中間地点に位置する山のようだった。

20131003_08

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 18:28

地平線に見えなくなるまっすぐな道を、ただ黙々と右側斜線を走るトラックやトラックを抜いていった。やがて夕暮れていくも、ただひたすら黙々と走るしかなかった。この右手のトラックの右側に低い丘のような山が大きく横たわっていて、その100km先には太平洋が広がっている。そこに日が沈んでいくのだろう。その丘をシルエットにして夕焼けが長く続いた。これも感覚的に日本では味わえない長さではないか。時間はアメリカでも日本でも平等であるはず。黙々と運転しているその状況がそう思わせたのか、日本にはない地形がそう思わせたのか。不思議な時空がしばらく続いた。この道は3時間ほどまっすぐだったような気がする。日本では味わえない時空だ。

20131003_09

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 19:03

いよいよ暮れていく。この空と地平の中に飲み込まれていくようなのっぺりと変化のない道には外灯なんて全くなかった。暗くなりはじめは少々不安に思ったが、慣れてくると意外になんともなかった。それは、道路に描かれている白線に反射版が埋め込まれていて、暗くなるとヘッドライトに照らされたその反射版がとても気の利いたガイドになっていったのだ。合理的で、エネルギーを使わない良い方法だと感心する。も。まわりにまったく光がないので有効なのだと気がついた。道路周辺に街の明かりが散在すると、反射版もうまくガイドできなくなるのではないかと。

20131003_10

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 21:50

なんとかようやくやれやれ、本日最終到達目標地SanJozeちょい北のサンフランシスコまでやってきた。ここまで約12時間。ちょいと寄り道、観光気分でゴールデンゲートブリッジを渡って引き返すことに。夜なので詳細はわからなかったが、なるほど、横浜ベイブリッジ、瀬戸大橋の原型らしいたたずまいだった。ここでこの日予定している走行距離の9割は走破していた。ここまで来るとランニングハイに近い(のであろうと想像する)、いい感じの興奮状態が続き、苦痛も疲労もなくルンルンとSanJoseに快走して行ったのだ。22:30頃SanJozeのモーテル6に滑り込みチェックインを済ませ、コンビニで酒とつまみを仕入れ、軽く一日を振り返り泥のように眠った。

20131003_11

 

 

 

 

 

 

 

 

▼2013.10.03 走行ルート

ウォルドポートKOA〜サンノゼ

走行距離:約657マイル(1051.2Km)

20131003_12map

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.01 + 10.02 + 10.03  三日間合計 910マイル(1456km)